高配当の日本株に分散投資できて、定期的に分配金を受け取ることができる。それが、今回ご紹介するSBI日本高配当株式(分配)ファンドです。
アクティブファンドでありながら、信託報酬率は0.099%とインデックスファンド並みの低コストを実現し、大注目のファンドとなっています。
業界トップクラスの低コストファンドを生み出しているSBI・グローバルアセットマネジメントの商品です。
- SBI日本高配当株式(分配)ファンドってどんな投資信託なの?
- 評判やメリットとデメリットを両方を教えて
- 競合する他の投資信託と何が違うの?
2024年に始まった新NISAを活用することで、分配金に税金がかからないこともあり、恒久的に”自分年金”として分配金を受け取りたい個人投資家に大人気となっています。
運用開始わずか1ヶ月程度で総資産額300億円を超えるほどの人気ファンドなんですね。
今回は、高配当の日本株で構成されて定期的に分配金を受け取ることができるSBI日本高配当株式(分配)ファンドについて、評価や評判・口コミについても深掘りしていきます。
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SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)とは?
まずはファンドの基本情報を見ていきましょう。
基本情報
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
連動対象 | アクティブファンド |
ファンド設定日 | 2023年12月12日 |
分類 | 国内株式 |
決算 | 年4回(1、4、7、10月分配) |
予想利回り | 4.57% |
購入時手数料 | 無料 |
信託報酬率 | 0.099%程度 |
信託財産留保額 |
無料 |
この投資信託は、運用会社やファンドマネージャーが独自の見通しや投資判断に基づき運用するアクティブファンドに分類されます。
配当の高い日本株の銘柄を重視するとともに、値上がり益の獲得も目指しています。
2024年に新NISAが開始されたこともあり、新しいファンドがどんどん誕生していますが、その中で、特に注目されているのが今回ご紹介するSBI日本高配当株式(分配)ファンドです。
主な投資先
SBI日本高配当株式(分配)ファンドは、配当利回りの高い日本株の銘柄に投資するアクティブファンドです。
高いインカムと中長期的な値上がり益を狙って運用されます。具体的な銘柄の選定については、以下のような形で行われています。
東証に上場する約4,200銘柄を中心に、時価総額1,000億円程度以上の銘柄の中から、流動性や収益性、ROE(株主資本利益率)等の定量指標でスクリーニングを行い、さらに、コーポレートガバナンスや企業としての将来性などの定性分析を加味し、投資対象となる銘柄を絞り込みます。
時価総額の小さい銘柄や、収益性の悪い銘柄、そして安定的に高い配当金を出していない銘柄は除外する運用を行なっています。
運用が開始された2023年12月現在の構成銘柄は以下のとおりで、4%を超える銘柄がずらりと並んでいます。
構成銘柄は30銘柄となっているので、それほど銘柄数は多くないですね。
純資産総額
純資産総額が多い投資信託は、安定した運用が可能となります。具体的には、以下のメリットがあります。
- 運用コストを低くできる
- 繰り上げ償還リスクが低い
純資産総額は、その投資信託の投資家からの人気度のようなもの。純資産総額が低いと運用が中止されることもあります。
SBI日本高配当株式(分配)ファンドの純資産はおよそ384.93億円です(2024年1月31日現在)。
100億円が1つの目安ですが、運用開始からわずか1ヶ月程度で400億円近い資産規模にまで成長。
2024年から新NISAが開始されたこともあり、日本の高配当銘柄で構成されていて低コストのSBI日本高配当株式(分配)ファンドの人気が高まっています。
基準価額・純資産額の推移
SBI日本高配当株式(分配)ファンドは2023年12月12日に運用が始まったばかり。
2024年に入って日本の高配当株を中心に株価は上昇しており、このファンドの基準価格も短期的に上昇傾向です。
基本的には高い分配金を期待するファンドですが、中長期的には値上がり益も狙っており、今後も上昇傾向が続くのか、要注目です。
SBI日本高配当株式(分配)ファンドの評価は?
「SBI日本高配当株式(分配)ファンドの内容と実績は分かったけど、具体的なメリットとデメリットが知りたい」という人もいますよね。
ここからは、メリットとデメリットを説明します。
メリット
まずはメリットから見ていきましょう。結論としては、以下のメリットがあります。
- 1本で日本の高配当銘柄に分散投資
- 非常に低コストで投資できる
- 年4回分配金を受け取れる
メリット1:1本で日本の高配当株に分散投資
SBI日本高配当株式(分配)ファンド1本を購入すれば、日本の高配当株30銘柄に分散投資できます。自分で高配当銘柄を選んで投資することを考えると、かなりお手軽に投資できます。
構成銘柄30社を見ると、時価総額1000億円以上の銘柄から選ばれていることもあり、いずれも知名度の高い銘柄であることがわかります。
もちろん業績が悪化して減配されるリスクもありますが、30社に分散して投資されている点や4半期に1回銘柄の入れ替えtが検討されることを考えると、高配当は維持されると思います。
メリット2 非常に低コストで投資できる
購入時手数料と信託財産留保額が無料なのはもちろん、信託報酬も0.099%となっていて日本の高配当株を投資対象とするアクティブファンドの中でかなり安いレベルとなっています。
インデックスファンドと比較しても格安な水準。
信託報酬は投資信託を保有している間かかる費用ですので、この数値が運用結果に影響します。
メリット3 分配金を年4回受け取ることができる
SBI日本高配当株式(分配)ファンドは年4回分配金を受け取ることができます。
分配金を出さずに再投資するファンドのほうが運用効率が良いですが、定期的な分配金を受け取って生活費などに使いたい方もいるはず。
そういった方には、このファンドに投資するメリットは大きいです。
デメリット
SBI日本高配当株式(分配)ファンドのデメリットは以下のとおりです。
- アクティブファンド
- 長期的な資産形成に向かない
デメリット1 アクティブファンド
SBI日本高配当株式(分配)ファンドは、配当利回りの高い銘柄が選定されて運用されるアクティブファンドです。
時価総額1000億円以上などのルールはありますが、将来的にリターンはファンドマネージャーの目利き次第となります。
アクティブファンドの8割以上は、インデックスよりもリターンが低いんですね。
デメリット2 長期的な資産形成に向かない
自動的に分配金がファンド内で再投資されないということもあり、インデックスファンドに比べて長期的な資産形成には向かないといえます。
SBI日本高配当株式(分配)ファンドの評判・口コミは?
SNSでSBI日本高配当株式(分配)ファンドの口コミを調べてみました。
コストの低さや高配当点が好感され、人気となっていることが分かりますね。
日本版ダウの犬で運用していた資金で【SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)】を購入。円安だから米国ETFを控えている私のような人間にとってこういう投資信託は本当に魅力的
— SPYDマン@資産運用1000万でセミリタイア(サイドFIRE) (@SPYD_MAN) January 28, 2024
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
優良投資信託に目移り中👀高配当株✖️日本株でnisaにピッタリ🫡信託報酬0.099%と低コスト🫢為替の影響を受けないのも良いですね!高齢者の預金マネーが流れ込むと考えると値上がりも期待できますね!値上がると配当利回り下がりそうですが笑 pic.twitter.com/zU0AOzKzX6— ナマケモン🦥日米個別株×みんなで大家さん (@namake_moon) January 6, 2024
SBIの日本高配当株式ファンドはインデックスファンドより低コストなのは良いな。投信の分配金は気になっている。
— チエ (@chienowa09) December 7, 2023
「SBI日本高配当株式(分配)ファンドの評価・評判・口コミ」まとめ
今回はSBI日本高配当株式(分配)ファンドについて解説しました。
今回の内容をまとめると、
- この投資信託1本で、日本の高配当銘柄に分散投資できる
- 年4回分配金を受け取ることができる
- 信託報酬率が0.099%と低コスト
でしたね。
2023年12月に設定されたばかりですが、1ヶ月足らずで資産総額300億円を突破するほどの人気ファンドとなっています。
アクティブファンドにもかかわらず、インデックスファンド並みの低コストである点や、高い分配金を定期的に受け取れる点が大きな魅力。
新NISAを活用して運用すれば分配金に税金がかからないというのも、このファンドが支持されている要因となっています。
口コミを見ても非常に期待の高いファンドであることが分かりました。
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