深セン イノベーション株式ファンドの評価や評判は?高成長を期待!

今回は新たな覇権国として存在感を増す中国の中でも成長力のあり企業に投資をする深セン イノベーション株式ファンドの特徴、メリット・デメリットについて見ていきます。

中国のシリコンバレーを言われ将来有望な企業が次々と起業している深セン。

今回は、そんな中国の成長企業に投資する深センイノベーション株式ファンド(1年決算型)については、評価や評判・見通しについても深掘りしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

なぜ中国深センなのか?

中国深センは1980年に中国政府によって経済特区に指定されて以降、飛躍的な成長を遂げています。

ITを中心に新興事業の発展に力を入れており、米国のシリコンバレーに匹敵する新たなイノベーション都市として、世界の注目を集めています。

深セン市では、さまざまな新興産業の誘致・育成に力を入れており、新たなイノベーションを生み出す技術の集約地へと変貌を遂げています。

そんな深センで事業を展開している企業の多くが上々するのが深セン証券取引所。

国営企業などオールドエコノミーの企業が多く上場する上海証券取引所と異なり、IT(情報技術)やヘルスケアなどニューエコノミーの民間企業が多く上場しています。

また、米国のナスダックにあたる新興企業向け市場が存在していることも特徴です。

深セン イノベーション株式ファンドとは?

ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。

基本情報

運用会社 日興アセットマネジメント
投資対象 追加型/海外株式
ファンド設定日 2017年11月30日
販売手数料
(購入時手数料)
3.3%(税込)※上限
信託報酬
(運用管理費用)
1.705%
信託財産留保額 無料
直近分配金 なし

深セン イノベーション株式ファンドは中国の深セン証券取引所に上場されている中国A株と呼ばれる人民元建ての株式が主な投資対象。

一部、上海や香港市場の企業も含まれるものの、成長著しい新興企業に投資するファンドとなります。

中国企業が発行するアメリカの金融商品取引所などに上場された株式や預託証書にも投資を行うことで、中長期的な値上り益の獲得を目指すファンドです。

主な投資先

このファンドの投資銘柄の選定にあたっては、大型銘柄だけでなく中小型株式にも投資します。

この投資信託はアクティブファンドであり、日興アセットマネジメント・アジア・リミテッドが運用を実施。

中国の政策動向を踏まえて、企業の開発力や競争力、財務基盤等を踏まえてイノベーション力に優れた企業を選定して投資することになります。

組み入れ銘柄数は65銘柄、上位10社は以下のとおりです(2020年11月20日現在)。

中国の新興企業ということもあり、ほとんど聞いたことのない企業ばかりですね。

採用銘柄数が少ないこともあり、銘柄を厳選して投資をしているというのがわかります。

資産総額

692.76億円(2021年8月6日現在)。

600億円を超えているので規模としては全く問題ないといえるでしょう。

基準価額・純資産の推移

高い成長率を期待できる新興企業中心に投資されていることもあり、基準価格は大きく上昇しています。

2020年2月のコロナショックで25%以上も下落しましたが、その後、基準価格は急回復。

基準価格の年間収益率は以下のとおりで、米中摩擦で中国株が大きく下落した2018年を除いては大きな収益が出ているのがわかります。

深セン イノベーション株式ファンドの評価は?

深セン イノベーション株式ファンドの評価はどうなっているのでしょうか。

深セン イノベーション株式ファンドに投資するメリット、デメリットを見ていきましょう。

高評価のポイント(メリット)

深セン市場は中国のシリコンバレーと呼ばれており、成長力旺盛なイノベーション企業が上場する世界的にも魅力的な市場です。

もっとも、人民元建ての中国本土株式(中国A株)は近年まで海外の個人投資家には投資が認められていませんでした。

ようやく限定的に投資が可能となりましたが、一般の個人投資家が中国の個々の企業について調べて投資対象とすべきか判断するのは極めて難しいものがあります。

また、中国はあくまでも社会主義国であり、情報が突如として統制される場合や国の方針に従わない企業などは突然として潰されるおそれもあります。

個別投資のリスクが高い中国企業ですが、深セン イノベーション株式ファンドに投資することで、リスクを抑えて幅広い、中国の成長企業に投資ができるのがメリットです。

深セン イノベーション株式ファンドでは大型株式だけでなく、中小型株式にも積極的に投資していくので、個人投資家では投資が難しい銘柄をはじめ、幅広い企業に分散投資をしてリスクを抑えながら、収益が狙えます。

運用を手掛ける日興アセットマネジメント アジア リミテッド(NAMアジア)は、中国A株をはじめ、アジア市場の株式に対する豊富な投資実績があるので、見えにくい中国市場の株式投資も安心して任せられます。

また、中国本土市場に精通した資産運用会社として知られ、深センを本拠地とする地元の融通(ロントン)基金管理有限公司から、リアルタイムで生の投資情報が提供されているのも安心です。

低評価なところ(デメリット)

デメリットはやはり、中国の政治的、地政学的なリスクではないでしょうか。

組み込まれる企業個々のリスクではなく、中国政府の動きによって中国企業の活動に大きな制約が課されることも十分にありえます。

アリババ創業者が中国当局に一時拘束されたり、アリババ傘下の金融サービスを提供するアントが上場延期に追い込まれたりしたのは記憶に新しいところです。

中国と米国など諸外国との関係が悪化することで深セン市場全体の株価が急落したり、米国市場に上場している中国企業の株価が乱高下して、ファンドの値動きにも大きな影響を与えるデメリットがあります。

深セン イノベーション株式ファンドの評判・口コミは?

深セン イノベーション株式ファンドに実際に投資されている方や投資経験が豊富なファンドウォッチャーたちの評判や口コミを見ていきましょう。

深セン イノベーション株式ファンドはおすすめ?

中国は社会主義の国として、ブラックボックス的な部分もあり、個人が個々に投資を行うにはまだまだリスクが高いと言えます。

一方で、世界一の人口を抱え、経済成長力が高いうえ、中国企業は世界的に有名なアメリカや日本の企業の製品製造を請け負うなど技術面でも優れています。

その中でも、深セン市場には、これからの時代を担うイノベーション企業が集まっており、それらの銘柄に幅広く投資できる深セン イノベーション株式ファンドは投資対象として魅力が高いです。

新興国銘柄のため、深セン イノベーション株式ファンドだけに投資資金をつぎ込むのはおすすめできません。

日本株や米国株など先進国のファンドに加えて、分散投資の一環として購入するのがおすすめです。

分散投資の中でも値上がりが期待できるややリスクのあるアクティブ銘柄として、組み入れてみてはいかがでしょうか。

それでは。

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