インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンドの評価と評判は?
この新技術は送金・決済・物流などの領域で低コスト化や高速化の実現が期待され、2030年に市場規模が3.1兆ドルを超えると予測されています。
そんなブロックチェーン関連企業に特化して投資する国内初のファンドが、今回ご紹介する「インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(愛称:世カエル)」。
ブロックチェーンは、インターネットに匹敵するほどの技術革新と言われています。そんな将来性を秘めたブロックチェーンに投資するインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)はどのようなファンドなのでしょうか。
この記事で分かること
  • インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)に投資すべきか
  • インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の概要
  • インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)のメリットおよびデメリット
最初に本記事の結論を書きます。それは、
グローバルDX関連株式ファンド(世カエル)は、ハイリスク・ハイリターン志向の人には選択肢となりうる
ということ。
それでは、詳細に見ていきましょう。

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インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の概要

出典:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド 交付目論見書

基本情報

運用会社 インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
設定日 2019年7月11日
投資対象 内外株式
販売手数料(購入時手数料) 上限3.3%(税込み)
償還日 2029年7月10日
信託報酬(運用管理費) 1.573%(税込み)
実質コスト 1.61%(税込み)※第1期交付運用報告書より
信託財産留保額 なし
直近分配金 0円

 

 

償還日が設定されており、運用期間は10年です。

1.573%という信託報酬は、カテゴリー平均(国際株式・グローバル(含む日本))の1.5%とほぼ同水準となっています。

分配金は出さずに再投資するため、投資効率に優れています。

ファンドの仕組み

出典:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド 交付目論見書

ベンチマークはコインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックスです。日本を含む世界各国の上場株式のうち、ブロックチェーンを活用してイノベーションを創出している(あるいは創出が期待される)企業で構成されています。

なお、設定当初はエルウッド社が運用していましたが、その後ヨーロッパ最大級のデジタル資産運用会社であるコインシェアーズ社がエルウッド社の事業を買収しました。そのため、交付目論見書に記載の情報とはインデックス・アドバイザーおよびベンチマークの名称が現在は異なります。

出典:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド 月次レポート(2月28日現在)

組入国は、アメリカと日本で過半数を占めます。意外にもアメリカの割合が低いですね。

業種としてはやはり情報技術と金融がマジョリティですが、興味深いのは素材なども入っている点。今後、ブロックチェーンが更に多様な領域に拡大していくことが見込まれます。

出典:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド 月次レポート(2月28日現在)

組入上位10銘柄を見ると、有名企業がずらりと並んでいます。

現時点ではやはり暗号資産を事業として手掛けている企業が主力となっているようです。

基準価額・純資産額の推移

出典:MINKABU

2022年3月21日時点で、基準価額は25,390円、純資産額は196.62億円となっています。基準価額と純資産額は同じような動きをしていますね。2020年から2021年にかけて急上昇し、2021年は横ばいから減少となっています。

基準価額は、ビットコインの値動きと相関性があります。下図をご覧ください。

              出典:MINKABU                               出典:GMOコイン

左図はインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の3年チャート、右図はビットコインの2年チャートです。

2020年4月からの値動きを見ると、基本的に一致していることが分かります。

今後、様々な領域でブロックチェーンが活用されることが見込まれますが、現時点では組入銘柄は暗号資産(仮想通貨)事業の企業ばかりのため、暗号資産(仮想通貨)との価格連動性には注意しておいた方がよいでしょう。

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インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の評価は?

つづいて、グローバルDX関連株式ファンド(世カエル)のメリットとデメリットを解説します。

メリット

〇 上昇時は圧倒的なリターンを誇る

暗号資産(仮想通貨)の値動きと相関性があるということは、ボラティリティも高く、ハイリスク・ハイリターンであることを意味します。そのため、上昇局面では圧倒的なリターンを叩き出す可能性があります。

例えば、2020年3月24日の基準価額は8,182円でしたが、1年後の2021年3月23日の基準価額は31,352円。1年で約4倍も上昇しました。

上昇トレンドを見極められれば、莫大な利益を手に入れられるかもしれません。

〇 ブロックチェーン自体に将来性がある

記事冒頭で送金や物流を例に挙げましたが、他にも医療・保険・食の安全管理・民泊など多様な業界で活用される可能性を秘めています。

社会のデジタル化は不可逆的なムーブメントであり、暗号資産(仮想通貨)以外の分野でもブロックチェーン技術が普及するにつれて関連企業の業績も拡大していく可能性があります。

デメリット

△下落時の幅も大きい

メリットの裏返しですが、下落時の下落幅も大きいことはデメリットです。例えば、2021年11月9日の基準価額は33,116円ですが、12月21日には26,685円まで下がっています。約1か月半で20%の下落です。

 

△価格停滞期間の長期化

出典:GMOコイン

上図は、ビットコインの長期チャートです。

2017年12月に史上最高値を付けた後に暴落し、再び最高値を更新するまで3年弱かかっています。

現時点では暗号資産(仮想通貨)との連動性が高いことを踏まえると、暗号資産(仮想通貨)の価格が低迷するとインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)も同じ期間価格が停滞する公算が大きいと言えます。

実際、インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)も設定から1年ほどは価格が横ばいでした。

将来的に様々な分野でブロックチェーンが活用されるにつれて組入銘柄も暗号資産(仮想通貨)事業以外の事業を手掛ける企業が入ってくる可能性はありますが、少なくとも現時点ではまだ暗号資産(仮想通貨)の値動き次第な部分があるようです。

インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の口コミは?

Twitter上で、インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の評判について調べてみたところ、以下のような口コミ情報が見つかりました。

ボラティリティの高さやビットコインの価格との連動性に注目しつつ、その将来性に期待して投資しているという声が比較的多く見られました。

インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)はおすすめ?

以上、インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の特徴、メリットやデメリット、評判についてご紹介いたしました。

この記事の要点は、以下のとおりです。

この記事のまとめ
  • インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)は、ブロックチェーン関連企業に投資するファンド
  • ブロックチェーンは今後多用な業界に普及することが期待されている
  • 現時点では、ファンドの値動きは暗号資産(仮想通貨)との相関性が高い

ブロックチェーン技術の実用化はまだまだこれから進む段階であり、普及拡大の将来性を秘めている一方、現時点では組入銘柄は暗号資産(仮想通貨)事業の銘柄が多くなっています。

そのため、インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)の値動きもビットコインの値動きと似ており、ボラティリティが高い商品です。コアにはS&P500やオルカンなどのインデックスファンドを据えて、サテライト的に投資する検討の余地はあると言えるでしょう

 

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