ifree 新興国株式インデックスとは?利回りや評価、評判について解説!

成長性の高さを期待され、多くの投資家の関心を集めている新興国株式。

この記事で紹介する「iFree 新興国株式インデックス」は、新興国の中でも特に財務諸表や業績などのファンデメンタル面が優れた銘柄のみを組み込み、運用するインデックスファンドです。

この記事では、以下のような内容について解説します。

この記事で分かること

1.iFree 新興国株式インデックスはどのような投資商品なのか?

2.iFree 新興国株式インデックスに投資するメリット・デメリットは何か?

3.iFree 新興国株式インデックスに対する評判・口コミはどうか?

4.iFree 新興国株式インデックスはどんな人におすすめか?おすすめできないか?

投資方法や投資先を検討する際の参考にしてください。

iFree 新興国株式インデックスとは?

iFree 新興国株式インデックスは、FTSE RAFIエマージングインデックス(円換算)に連動した投資成果をあげることを目指した投資信託です。

FTSE RAFIエマージングインデックスは、イギリスのFTSE社が運用する株価指数の一種です。

新興国の株式市場に上場している銘柄のうち、FTSE社独自の評価基準に基づき採点された、ポイントの高い上位約400社が投資対象となります。

投資銘柄の選定・入れ替え・組入比率の決定は、流動性基準時価総額基準浮動株基準を満たした銘柄の中から、4つのファンデメンタル指標(現金配当、キャッシュフロー、売上、株主資本)に着目して行われます。

市場での供給量や取引量、業績などでスクリーニングすることで、安定性のある投資成績を得ることを目指した投資方法だといえます。

流動性基準 取引したい時に、取引したい金額・量で売買できるだけの十分な取引量があるかを判断するための基準。
時価総額基準 流通する時価総額の規模は一定水準以上あるかを判断するための基準。
浮動株基準 安定株主以外が保有し、市場参加者が自由に売買できる株式の取引量は十分あるかを判断するための指標。

日本国内でFTSE RAFI エマージング インデックスをベンチマークとする新興国株式インデックス型の投資信託は、現状iFree 新興国株式インデックスのみです。

一般NISA、積立NISAに対応しており、100円からでも投資を始められるので、余剰資産を使って長期投資でリスク分散を図りながら、高いリターンを狙うといった投資スタンスを採用することも可能でしょう。

ここからは、iFree 新興国株式インデックスの基本情報や主な投資先、ファンドの資産額の推移などについて解説していきます。

新興国株式への投資に関心のある人は、以下のファンドとも比較しながら検討してみてください。

iFree 新興国株式インデックスの基本情報

運用会社 大和アセットマネジメント
ファンド設定日 2016年9月8日
ベンチマーク FTSE RAFIエマージングインデックス(円換算)
分類 新興国株式(広域)‐為替ヘッジ無し
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.374%(税込)
信託財産留保額 無料
分配金 なし

iFree 新興国株式インデックスの主な投資先

iFree  新興国株式インデックスは、FTSE RAFIエマージングインデックスと連動した投資成果を得ることを目指したファンドですが、運用方法はおおもとのインデックスファンドとやや異なります。

相違点は「1.FTSE RAFIエマージングインデックス自体も投資先に含まれる点」「2.MSCI EMGMKTという別の新興国株式インデックスも活用している点」です。

これは、投資先企業の株式の流動性の問題や、新興国株式の売買にかかるコストを低減するためのものと考えられます。

全体的な銘柄構成はそれほど大きく変わらないので、ファンドの大まかな傾向をつかむために、FTSE RAFIエマージングインデックスの構成銘柄をみていくことにしましょう。

FTSE RAFIエマージングインデックスのファクトシートによると、2022年4月29日時点での投資先国は12カ国、投資先企業は380社にのぼります。

投資先国別構成比をみると、中国と台湾で全体の50%以上を占め、次いでBRICs(ロシア除く)と呼ばれるブラジル、インドの構成割合が高くなっています

「新興国株式インデックス」という名称から抱くイメージとは対照的に、投資対象国がかなり絞られていることが分かります。また、他の新興国株式インデックスに含まれる韓国関連の銘柄は、投資先には含まれません。

組入銘柄をみてみると、上位10銘柄だけで全体の23%を占めており、特定銘柄の評価価額への影響が大きいことが分かります。国別では中国関連の銘柄に、産業別では資源・銀行関連の銘柄に投資先が集中しているのが特徴的です。

銘柄全体の産業別構成比をみてみると、銀行の割合が最も高く、次いで情報通信機器、エネルギー、基礎資源の順で高くなっています。

各国の金融政策や為替政策、世界のコモディティの需給動向が投資信託の基準価額に与える影響が大きいことが分かりますね。これは、先進国株式のインデックスには見られない新興国株式ならではの特徴です。


なお、iFree新興国株式インデックスの交付目論見書を見ると、中国(香港ドル、オフショア人民元)、台湾(台湾ドル)、ブラジル(レアル)、タイ(バーツ)などのように現地通貨で運用されているものもありますが、米ドルで運用しているものも一定数あることが分かります。

これらを円の評価額に換算したものがiFree 新興国株式インデックスの評価額になるので、円に対して新興国通貨がどのような値動きを見せるのかによって、運用利回りがまったく違った結果になることを考えておかなければなりません。

iFree 新興国株式インデックスの基準価額・純資産額の推移

次に、iFree 新興国株式インデックスの基準価額・純資産額の推移を見てみましょう。

iFree 新興国株式インデックスの基準価額・純資産額は、世界中で新型コロナウイルスの感染爆発が発生し、全世界的に株価が急落した2020年の3月頃までにかけて著しく減少し、それ以前の基準価額に戻るまでに、おおむね1年近い時間を要しています。

S&P500が3ケ月ほどでコロナ発生以前の株価水準まで回復したことを考えれば、コロナによる経済への打撃が先進国以上に大きく、回復ペースが鈍かったものと推察されます。

2022年6月8日時点で純資産額は427.58(億円)あり、十分なファンド規模であるといえます。

iFree 新興国株式インデックスの利回りの推移は?

iFree 新興国株式インデックスの過去5年間の利回り(2022年6月10日時点)を見てみると、全ての期間においてプラスのパフォーマンスとなっていることが分かります。

これは、ウクライナ問題を発端とする原油や貴金属などのコモディティ関連の価格が上昇したことが要因であると考えられます。

iFree 新興国株式インデックスは、エネルギー関連や基礎素材関連の銘柄が全体の1/5を占めているので、コモディティ市場が活況の時はその恩恵を受けやすいのです。また、その逆もしかりです。

ただ、より長期的なリターンを考える上では、コモディティだけでなく残りの4/5の部分、つまり新興国全体の景気見通しがどうかも非常に重要なファクターとなります。

iFree 新興国株式インデックスに投資するメリットは?

iFree 新興国株式インデックスには、次のようなメリットがあります。

iFree 新興国株式インデックスに投資するメリット

1.ボラリティが高く、高いリターンが期待できる

2.低コストで、投資リスクの高い新興国株式に分散投資できる

メリット1.ボラリティが高く、高いリターンが期待できる

iFree 新興国株式インデックスは、評価額の変動の激しさ(ボラリティの高さ)ゆえに高いリターンを狙えます。

下記の表は、指定期間におけるリターン(上)と年率のリターン(下)を表したものです。

一般的に、ボラティリティが10を上回るとボラティリティが高いという判断になりますが、FTSE RAFIエマージングインデッスのボラティリティは平均して20%前後になっており、一貫して高いボラティリティを維持していることが分かります。

新興国の経済動向が好調で、基準価額が相場のレンジを上にブレイクし、上昇トレンドに転じた場合は高いリターンが期待できるでしょう。


なお、新興国の成長性を取り込むという意味では、新興国に進出するグローバル企業の多い先進国株式を運用するというのも1つの方法です。関連記事としては以下を参照してください。

メリット2:低コストで、投資リスクの高い新興国株式に分散投資できる

新興国株式インデックスのメリットは、低コストで投資リスクの高い新興国株式に分散投資できる点です。

新興国株式には、

・先進国株式に比べて相対的に市場規模や取引量が小さく、希望する金額で購入できない
・投資対象となる国や地域の政治・経済情勢の変化が株価に与える影響が大きい
・為替レートの変動が激しい

などのリスクがあります。

また、新興国株式に投資するためのコストは比較的高い傾向にあります。

iFree 新興国株式インデックスを使って、複数の新興国・業界・銘柄に分散投資することで、個別に銘柄を購入する場合に比べて、比較的安いコストでリスク分散を図りながらの投資が可能になります。

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⏬ 参考記事

iFree 新興国株式インデックスに投資するデメリットは?

一方で、iFree 新興国株式インデックスには、次のようなデメリットがあります。

iFree 新興国株式に投資するデメリット

・基準価額の暴落率が高い

・GDP成長率が必ずしも基準価額の上昇に繋がらない

以下でそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

デメリット1:基準価額の暴落率が高い

iFree 新興国株式インデックスは、基準価格の暴騰率が高いので、株価の暴落局面などでは資産額が著しく減少する可能性があります。

他の代表的な資産と比べても暴落率が高く、まとまった資金を投入するにはあまり適していません。

あくまで余剰資金の一部を投資資金に回し、長期的に運用する方が適していると言えるでしょう。

デメリット2:GDP成長率が必ずしも基準価額の上昇に繋がらない

新興国の経済発展は確かに著しいものの、GDPの成長率がそのまま新興国株式インデックスの基準価額の上昇に繋がるわけではありません。

たとえば、2012年から2019年まで主要新興国のGDP実施成長率は概ねプラスで推移していましたが、iFree 新興国株式インデックスのベンチマークであるFTSE RAFIエマージングインデックスの年率リターンは上・下動を繰り返し、一貫して上昇しているわけではありませんでした。

イメージだけで投資判断をせず、長期的に投資した場合に報われる可能性はどのくらいあるのかを慎重に検討する必要があるといえるでしょう。

iFree 新興国株式インデックスの評判・口コミは?

iFree 新興国株式インデックスを運用している投資家の評判、口コミを見てみると、ベンチマークとの連動制の違いに疑問を持っている投資家がいる反面、組入銘柄の中にバリュー株が多く含まれているiFree 新興国株式インデックスに注目し、トレンドが変わった局面では高いリターンが期待できると評価する個人投資家もいました。

https://twitter.com/hq5usW5wQpx0WY3/status/1371186313555189769

まとめ~iFree 新興国株式インデックスはこんな人におすすめ!~

iFree 新興国株式インデックスは、次のような人におすすめの投資商品です。

おすすめしたい人

・長期的にみた新興国経済の成長性に期待したい人

・新興国の中でも厳選された銘柄のみに投資したい人

反対に、このような人にはあまりおすすめできません。

おすすめできない人

・投資資金の活用予定時期が近いなどの理由でリスクの許容度が低い人
・短期投資で高いリターンを目指したい人

iFree 新興国株式インデックスへの投資を検討している方は、自分のリスク許容度を把握した上で、無理のない範囲内での投資を検討してみてはいかがでしょうか。

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