
eMAXIS slim 先進国株式インデックスは海外の先進国の株式市場にまるっと投資できるインデックスファンドです。
このファンドはeMAXIS slimシリーズの一つ。
業界最低水準の運用コストを目指し続けるということで、随時信託報酬も見直されていくので、常に最安値のコストで運用ができます。
今回は、安定のパフォーマンスを誇るeMAXIS slim 先進国株式インデックスの評判・口コミを見ていくとともに、利回りや信託報酬などについて評価していきます。
この一本に投資すれば海外の先進国22か国の株式約1300銘柄に低コストで投資ができます。
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eMAXIS slimシリーズの特徴とは?
将来にわたって運用コストを業界最低の水準にすることを目指し続ける「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズ」。
個人投資家からの人気は絶大で「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」でeMAXIS Slimシリーズの投資信託が20位以内に6本入賞しています。
人気の秘密は、何と言っても運用コストを業界最低水準になるように随時見直していくこと。
運用利回りが同じ投資信託に投資した場合は、信託報酬などのコストが低いファンドの方が、大抵の場合リターンが高くなります。
これまでの運用コストの引き下げ実績は、以下のグラフの通りで頻繁に見直されているのがわかります。
どのインデックス投信にするか迷ったら、とりあえずeMAXIS Slimシリーズを選んでおけばコスト面で間違いはないといえます。
参考URL:eMAXIS Slim 公式HP
人気のeMAXIS Slimシリーズですが、8資産均等型や全世界型の評判も高いですね。特徴をまとめてますので、ぜひご覧ください。
eMAXIS slim 先進国株式インデックスとは?
そんな業界最低水準の運用コストを目指すeMAXIS slimシリーズの中でも、先進国22か国の株式にまるっと投資できるので、今回ご紹介する”eMAXIS slim 先進国株式インデックス”。
ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。
基本情報
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
---|---|
連動対象 | MSCIコクサイ・インデックス |
ファンド設定日 | 2017年2月27日 |
分類 | 外国株式型インデックス |
販売手数料 (購入時手数料) |
無料 |
信託報酬 (運用管理費用) |
0.1023%以内 |
信託財産留保額 | 無料 |
分配金 | なし |
主な投資先
eMAXIS slim 先進国株式インデックスは日本を除く先進国の株式となります。
日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株を構成銘柄の対象としており、時価総額でみて市場の約85%をカバーしています。
構成比率を見ると米国が70%を超えているのがわかります。時価総額の大きい企業の比率が大きくなるので、どうしても米国企業の割合が高くなるということでしょう。
先進国といっても米国中心の構成なんですね。
組入銘柄数は約1300となっています。上位10銘柄を見ると(2021年10月29日現在)、好調な米国株式市場を牽引している巨大ハイテク企業が上位を占めています。
米国企業以外はTop10に入ってないですね。日本でもおなじみの企業ばかりなので、ほとんど名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
資産総額
3066.50億円(2022年5月20日現在)。
資産総額が100億円超えると指数との乖離がほとんどなくなると言われているので、十分な規模。
3000億円超えということで大人気のファンドといえるでしょう。
基準価額・純資産の推移
基準価格と純資産の推移を見ていきましょう。
基準価額は2019年2月まで大きく上昇したものの、2020年2月のコロナショックの影響で急落。
しかし3月下旬に大底を付けてから反発して11月の段階で暴落前水準に戻してます。長期保有前提で積立投資をしている方は十分な利益が得られたのではないでしょうか。
一方、2022年に入って各国の中央銀行が金利引き上げをすすめ、保有資産の圧縮をすすめていることもあり株式市場が調整局面となっています。
先進国株式のリスク評価
以下は過去10年間のリスク・リターンを示したものです。
先進国株式(外国株式)のリスクは債券よりも高く、日本株と同程度ということがわかります。
一般的に株式は債券に比べ、リスクが高い傾向があるんですね。
やはり先進国株式(外国株式)は、新興国株式に比べるとリスクは低くでているのがわかります。
eMAXIS slim 先進国株式インデックスの評価は?
この投資信託を高く評価するポイントは、
- この1本で日本を除く先進国株式にまるっと投資できる
- 低コストで運用できる
- 分配金を出さない
ということです。クイックに見ていきましょう。
高評価ポイント①:この1本で日本を除く先進国株式にまるっと投資できる
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く海外先進国22か国を投資対象としています。
特にリーマンショックやコロナショック後、史上最高値を更新し続けている米国市場が7割を占めることもあり高パフォーマンスとなっています。
S&P500やナスダックに連動する投資信託やETFが人気ですが、米国の株式市場だけでなく先進国に幅広く分散投資されている点はポイントが高いと思います。
米国株式の調子が良いのも、あくまでも過去の実績であり将来の成果を保証するものではありません。
これから株価が上昇するのは、米国なのか、他の先進国なのか誰にもわかりません。なので地域を分散する観点からは先進国22か国に分散されているのは理にかなっています。
高評価ポイント②:低コストで運用できる
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、eMAXIS Slimシリーズのひとつです。
このシリーズは、業界最低水準の運用コストを目指し続けて信託報酬が随時見直されます。なので、eMAXIS Slimは、運用コストは極めて低い水準になっており、カテゴリー平均に比べても圧倒的に低コストです。
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 0.1023%(税込) |
(参考)カテゴリー平均 | 1.10% |
実質コスト | 0.209%(実績値) |
※実質コストは運用報告書より抜粋
高評価ポイント③:分配金を出さない
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは他の多くのインデックスファンド同様に分配金を出していません。
株式から得られた配当金を自動的に再投資してくれるので、効率良く運用できますね。投資信託の資産総額が分配金再投資により上がることになり、基準価格がその分上昇するんですね。
長期的な資産形成をするのであれば、分配金を出さないで再投資するファンドのほうが効率よく運用できます。運用益から分配金が支払われると税金もかかります。
高評価のポイント④:非課税メリットを活かせる
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」はつみたてNISAの対象投信となっています。
もちろん一般NISAやジュニアNISAも。
非課税メリットを存分に活かして投資することができます。
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eMAXIS slim 先進国株式インデックスの利回りは?
これまでのリターンは以下のとおりです。
eMAXIS slim 先進国株式インデックスの評判・口コミは?
eMAXIS slim 先進国株式インデックスの評判・口コミをSNSから抜粋してきました。
やはり、堅実に積立で利用している人の評判がすこぶる良いですね。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資していく予定でしたが、やっぱりeMAXIS Slim 先進国株式インデックスのみでも問題ないかなと感じて積立設定を戻しました😅
— クロスパール@ローコストで豊かな生活 (@crosspearl01) December 24, 2020
来年つみたてNISAを考えている人へ。この中から好きなのを1つ選ぶだけでOK。新興国ブームに備えたいなら①なのかな。全部正解だから安心して。その後はTwitterで投資大喜利してればOK。
①eMAXIS Slim全世界株式
②eMAXIS Slim先進国株式インデックス
③eMAXIS Slim米国株式#つみたてNISA #積立NISA— 醤油味ちゃん@つみたて系 (@showyou_ag) December 30, 2020
<積立NISAの3年間の成績>
銘柄 : eMAXIS Slim 先進国株式
累計買付金額 : ¥866,660
評価金額 : ¥1,048,432
トータルリターン : +¥181,772(+20.97%)— まっち (@match8969) December 30, 2020
NISA、ことしはいろいろ試してしまったので中途半端な運用になってしまったけど、来年は毎日5000円ずつeMaxisSlim先進国株式インデックスに入れようと思います。来年も米国株が右肩上がりになるのかが不安ですが、めちゃくちゃ下げたらそのとき考えます。
— はしやすめ (@hashiyasume) December 25, 2020
「eMAXIS slim 先進国株式インデックスの評価・評判」まとめ
eMAXIS Slim シリーズは、業界最低水準の運用コストを目指すのが最大の特徴。
先進国株式のインデックス投信は他の商品もありますが、eMAXIS slim 先進国株式インデックスはコスト面で非常におすすめできる投資信託といえます。
また、先進国といってもeMAXIS slim 先進国株式インデックスには日本は含まれていません。
なので、日本の株式や新興国の株式に投資をする必要性を感じない方で、より地域を分散させたい時には有力な選択肢になり得ると考えます。
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