投資信託の選び方のポイント5つとは?初心者が最低限押さえるべき!

現在、日本で運用されている投資信託は5,000本を超えています。種類も多種多様で選び方のポイントを知りたい方も多いのでは。

投資初心者
投資信託って、いっぱい種類があってどれを選べば良いかわからない!

 

自分に合う投資信託を選ぶのってなかなか大変なんですよね。

そこで投資信託を選ぶ際の基本的なポイントをわかりやすく解説します。

本記事でわかること
  • 投資信託の選び方のポイントを解説
  • 選び方のポイント5つを解説
  • おすすめの投資信託を紹介

かいまる
投資歴20年のかいまるです。自分もコストの安い外国株式タイプのインデックスファンドを中心に1500万円の資産を運用しています。

 

そもそも投資信託は、投資家から集めたお金で投資の専門家が株や債券、リートなどの商品に投資をして運用を行うもの。その運用成果は投資額に応じて投資家に分配されます。

自分自身で運用を行わないで専門家が行うので、投資信託ごとにどのような方針で運用を行うか決められているので、初心者でも安心して投資することができます。

他方、いろんな投資信託が販売されているので、どれを選んで良いのか迷う方も多いと思います。

そこで今回は、投資信託の選び方の鉄則や、おすすめの投資信託についてご紹介します。

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投資信託の選び方のポイントとは?

投資信託の選び方のポイントをまとめると以下のとおりです。それぞれ簡単に解説しますよ。

  1. ①高いリターンを期待できる株式にすべき
    ②迷わずインデックスファンドにする
    ③とにかくコストの低いものにする
    ④毎月分配型は絶対ダメ!分配金は再投資!
    ⑤資産規模の大きいもの

ポインと①:高いリターンを期待できる株式タイプにすべき

結論からいうと10年以上の長期投資であるならば株式、しかも海外株式の投資信託を選ぶべきです。

投資信託の長期的なリターンは結局のところ「何に投資するか」で決まるんですよね。

過去のデータから株式が最もリターンが高いのです。

もちろん株式はコロナショックのようなことがあれば、短期的に大暴落するなど値動きが大きいのがデメリットです。

 

通常は長期で安定した運用を望むなら債券の割合が高い投資信託、値上がり益を追求するなら株式の投資信託を選ぶべきというのがよく言われていることですね。

長期的に株式は右肩上がり。投資にまわす運用資金が年収に比べて少ないのであれば損失が多少出たとしても、挽回は可能です。

また日本株よりも外国株式というのがポイントです。

何故なら日本のサラリーマンなら給料も日本円、将来支給されるであろう退職金や年金も日本円。

なので日本に集中投資するよりも海外に分散投資するのが合理的だからです。

ただし、新興国は人気の投資先となっていますが投資信託での長期投資はおすすめしないですね。

例えば新興国株式の過去10年のリターンは年率3%弱で、リスクやコストが高い割にリターンはそんなに高くないからです。

新興国は政治・経済が先進国に比べて不安定。株や債券は値動きが荒く、政治や経済の不安が高まると資金が逃げてしまうのがリターンが低い要因です。

銀行などの金融機関が新興国ファンドを勧めるのは、信託報酬が高いことが最大の理由でしょう。リスクを背負うのは投資家本人であることはお忘れなく。

ポイント②:インデックスファンドにすべき

投資信託を選ぶ際には、日経平均株価やS&P500や債券価格などの指数に連動するインデックスファンドにすべきです。

  1. コストが安い
  2. 投資方針がシンプル
  3. 値動きがわかりやすい
  4. 大部分のアクティブファンドより成績が良い

というようなメリットがあるからです。

特に初心者はインデックスタイプがおすすめ。

名著「ウォール街のランダムウォーカー」によると20年間の運用で株価指数であるS&P500より良い成績を収めたアクティブファンドはわずか18%程度。

インデックスよりも好成績を長期間にわたって維持することは非常に難しいんですね。そういう状況の中、

  1. 投資方針がファンドごとに大きく異なっている
  2. コストがインデックスファンドより高い

というアクティブファンドの中から、将来的にS&P500よりも成績の良い物を選ぶのはかなり難しいと思います。

なので特に初心者にとって、コスト面や運用の分かりやすさ、運用成績を踏まえてもインデックスファンドが良いということになります。

総じて優位性のあるインデックスファンドですが、デメリットはあります。以下の記事にまとめていますのでぜひご覧ください。

ポイント③:とにかくコストが低いものにする

海外株式でしかもインデックスファンドであるなら、あとはコストの安いものを選べば良いですね。

なぜなら、投資成績はS&P500のような株価指数に連動するのだから、同じ指数に連動する投資信託なら単純にコストが安ければ安いほど投資家へのリターンが高くなるなんです。

コストは確実なマイナスリターンになります。

投資信託は購入時、運用時、解約時に以下のようなコストがかかります。

①購入手数料
購入する際に販売会社に支払う手数料。購入手数料無料のノーロード投資信託を選ぶべきです。

②信託報酬
運用中に運用額に応じて◯%をかけた金額がかかります。

③信託財産留保額
中途解約手数料のようなもの。この費用がかからない投資信託も多いです。

①購入手数料と③信託財産留保額は、かからないインデックスファンドも多いですね。

例外なく全ての投資信託にかかるコストは②信託報酬。運用が長期なればなるほどコストが資産を圧迫してくるので、できるだけコストの低い投資信託を選ぶことが重要です。

ポイント④:毎月分配型は絶対ダメ!分配金は再投資!

いまだに分配金を毎月支払うタイプの「毎月分配型」ファンドの人気が高いです。しかし、資産を長期的に増やしたいのなら絶対に手を出してはいけない商品です。

「〇〇インデックスファンド(毎月分配型)」

のようなたぐいの商品ですね。

分配金は投資信託を運用益を投資信託を購入した投資家に支払うものと思われがちですが、多くの場合、運用益+運用している元本を崩して分配金を支払っています。

運用益から支払われる分配金には、その分配金に対して税金がかかる、ということになるんですね。

さらに、ほとんどの毎月分配型ファンドの手数料は高い商品です。

なので、長期的に資産を構築していきタイのなら、毎月分配型ではなく分配金を再投資して複利効果が得られるファンドに投資すべきです。

ポイント⑤:資産規模の大きいものを選ぶ

資産規模が大きい方が、指数からの乖離が小さくなる傾向があるからですね。

資産規模が数億円や十数億円と小規模の場合、十分な分散投資できずにパフォーマンスが安定しないし、ファンドが途中で償還されることもあります。

なので同じ指数を使ったインデックスファンドであれば、資産規模が大きいものの方が、安定した運用が期待できます。

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じゃあおすすめの投資信託はなに?

ここまで説明した上で、鉄則5つを踏まえて自分が自信を持っておすすめする投資信託は、

  1. SBI・バンガード・S&P500
  2. eMaxis Slimシリーズ

    の2つですね。

    はっきり言って、この2シリーズから選んどけば間違いありません。

    特に②の「eMaxis slimシリーズ」は種類が豊富な上、他の投資信託で信託報酬の安いものが出てきた場合は、引き下げを行うことを宣言しています。

    今現在でも、業界最安値水準なのは間違いなくて、将来的に他社の状況も踏まえてコストを引き下げていくのなら、安心して長期投資できますよね。

    探せば「eMaxis slimシリーズ」よりもコストの安いインデックスファンドがあるかもだけど、既に業界最安値水準は間違いないので、そんなに大きくは変わらないと思います。

    投資信託選びに時間をかけるぐらいなら、趣味や家族との時間に費やした方がよっぽど有益ですね。

    投資信託を購入するには?

    金融機関に口座開設して投資信託を購入することになりますが、大手のネット証券の使いやすいです。

    扱っているインデックスファンドの種類も豊富ですし、投資信託だけでなく日本株や海外株取引、信用取引などもできるので、将来的に投資を本格的に行う場合にも対応できます。

    他方、銀行で投資信託を購入するのはおすすめしません。というのは扱っている投資信託の種類が少ない上に、コストの高いファンドが多いからです。日本株などの取引もできないですよね。

    何に投資して良いかわからない…

    ”資産運用したいけど投資信託の数が多すぎる…”

    ”投資信託を選ぶのに時間をかけたくないなぁ…”

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    提案される運用プランに沿って自動積立で運用を開始してはどうでしょうか?まずは行動しないと始まらないですよね。

    詳細は以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

    「初心者の投資信託の選び方」まとめ

    今回は、投資信託の選び方ということで、選ぶ際の鉄則5つとおすすめのファンドなどについて取り上げてきました。

    投資信託は投資地域や投資商品に応じて多くの種類があるのでどれにしたら良いか、最初のうちは結構難しいと思います。

    最近ではコストの安いインデックスファンドも増えてきているので、今回ご紹介した選び方で投資信託を選んでもらえば、間違いないと考えます。

    それでは。

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