たわらノーロード日経225の評価と評判は?利回りなどについて解説!

資産運用に関心をもった人の中には、なじみのある日本株に投資できる「日経225」に資産を投じてみようと考えている人もいるのではないでしょうか。

そんな人にとって、選択肢の1つとなりうるのが購入・売却手数料がかからない「たわらノーロード日経225」です。

この記事では、以下のような内容について解説します。

この記事で分かること

1.たわらノーロード日経225はどのような投資商品なのか?

2.たわらノーロード日経225に投資するメリット・デメリットは何か?

3.たわらノーロード日経225に対する評価・評判はどうか?

4.たわらノーロード日経225はどんな人におすすめか?おすすめできないか?

投資方法や投資先を検討する際の参考にしてください。

たわらノーロード日経225とは?

たわらノーロード日経225は、日経平均株価(日経225)の値動きに連動した投資成果を目指すインデックス型の投資信託です。

技術・金融・消費・素材・資本財・その他・運輸・公共」の6つのセクターから、市場での取引が活発かつ安定している225銘柄がバランスよく選出されます。

日経平均株価に連動するインデックスファンドに投資することで、その時々の日本を代表する、さまざまな産業分野の企業に分散投資できる仕組みになっています。

ここからは、たわらノーロード日経平均225の基本情報や主な投資先、ファンドの資産額の推移などについて見ていくことにしましょう。

たわらノーロードシリーズに関して、詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

たわらノーロード日経225の基本情報

運用会社 アセットマネジメントOne
連動対象 日経平均株価(日経225)
ファンド設定日 2015年12月7日
分類 国内株式インデックス型
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.187%
信託財産留保額 無料
分配金 なし

たわらノーロード日経225の主な投資先

たわらノーロード日経225では、日経225採用銘柄に対して「個別銘柄の株価/日経平均株価採用銘柄の株価合計」の割合(%)と同程度になるようにファンドに集まった資金を振り分けて、投資を行います。

2022年1月13日の交付目論見書作成時点では、ファーストリテーリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどが組入上位の銘柄に挙がっています。

上位10銘柄だけで全体の37%程度を占めていることからも、株価の高い銘柄が日経平均株価に与える影響が非常に強いことが分かりますね。

業種別にみると、「電気機械」「情報・通信業」「小売り」の3つの占める割合が高く、特定の業種が与える影響が際立って大きいことが見て取れます。

なお、2021年から日経平均株価の算出方法、選定ルールが変わり、株価の高い銘柄が日経平均に与える影響を小さくなるように変更されました。

たわらノーロード日経225に関しても、この変更を反映させたファンド運営を行っていく方針であるため、今後特定銘柄の影響力の強さは次第に解消されていくものと考えられます。

基準価額・純資産額の推移

 たわらノーロード日経225の基準価額の推移を見てみると、停滞している時期もあるものの、ファンドを設立した2015年末から緩やかな上昇傾向にあることが分かります。

純資産額に関しても順調に右肩上がりで推移しており、ファンド設立から6年半で656.51億円(2022年6月3日時点)にまで成長しています。

ファンドの規模は一般的に望ましいとされる200億円以上あり、基準価額・純資産額ともに順調に推移していることから、現状ではファンドは投資対象として健全な状態にあると判断できます。

たわらノーロード日経225の利回りの推移は?

たわらノーロード日経225の過去5年間の利回りを見てみると、2017年から2022年の5年間では8%程度の利回りが出ていますが、直近1年間は横ばいか、やや停滞気味になっています。

 

ファンド設立前の5年間も含めて日経平均株価の推移を見てみると、2007年の最高値を上回る2015年までの間に約8年間の停滞期間があり、順調に右肩上がりで成長してきたとは言い難いことがわかるでしょう。

運用を開始した時期や、売却の判断を下した時期によって、投資利回りには大きな差が出ることがこの表から読み取れますね。

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たわらノーロード日経225に投資するメリットは?

たわらノーロード日経225には、次のようなメリットがあります。

たわらノーロード日経225に投資するメリット

1.低コストで日本企業に分散投資できる

2.代表的な指標なので、他のファンドに比べて取引量が多い

メリット1:低コストで日本企業に分散投資できる

たわらノーロード日経225は、購入・売却手数料がかからず、信託報酬も安く抑えられている投資標品です。投資金額も100円からでOKなので、無理のない範囲で積立投資を始められます。

普段ニュースなどでよく目にする指標(インデックス)なので、これまで投資になじみがなかったという方でも始めやすいのもメリットと言えそうです。

銘柄選択や購入時期の検討などの手間をかけることなく「時間の分散」「銘柄の分散」ができるのは、個別株やETFにはない、投資信託である「たわらノーロード日経225」ならではの魅力と言えるでしょう。

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  • 過去の取引を可視化して分析ができる
  • 日本株だけじゃなく米国株も管理できる

勝率を高めるためには、過去の取引を振り返り分析することが不可欠。

「カビュウ」で効率的に資産管理ができて、過去の取引を振り返ることができるので非常に便利です。

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メリット2:代表的な指標なので、他のファンドに比べて取引量が多い

日本企業を対象としたインデックス指数は数多くありますが、その中で最もTOPIXに並んで取引量が多いのが、日経平均株価(日経225)です。

日経平均株価の弱点を補完するようなインデックスも多数開発されていますが、指数によっては投資信託の商品がなかったり、日経平均と比べて取引量が少なかったりして、投資商品としては使い勝手が悪いのが現状です。

投資信託の取引量が少なければ、インデックスとの連動性やファンドの安定性が脅かされますし、ETFの取引量が少なければ、意図するタイミングや金額で売却できないこともあるでしょう。

そういった不安を感じなくて済むのは、たわらノーロード日経225のメリットであると言えます。

たわらノーロード日経225に投資するデメリットは?

一方で、たわらノーロード日経225には、次のようなデメリットがあります。

たわらノーロード日経225に投資するデメリット

・業績のよくない企業や、利益率の低い企業が投資対象に含まれる

・同類のファンドに比べ、信託報酬が高い

以下でそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

デメリット1:業績のよくない企業や、利益率の低い企業が投資対象に含まれる

日経225の採用銘柄の中には、業績が長期にわたって停滞している企業、利益率が高いとは言えない企業も含まれています。

投資家の中には、日経225よりも東証一部上場の全企業の時価総額を指数化したTOPIX(東証株価指数)方が、日本経済の代表性があり、高い利回りが期待できると考え、投資先に選ぶ人もいます。

参考までに、日経平均とTOPIXのリターン(年率)の比較をしてみると、2017年~2022年の間で見ると、短期的にはTOPIXの方が、中期的には日経225の方がリターンが高いのが分かります。

ただ、一概にどちらの方がリターンが高いとは断言できないので、自身の考えにあわせて投資に活用する指数を選択するとよいでしょう。

デメリット2:同類のファンドに比べて信託報酬が高い

たわらノーロード日経225は、日経平均株価を扱うファンドの中では低コストの部類に入りますが、信託報酬がより安いファンドもあります。

類似する代表的な投資信託商品としては「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」や「ニッセイ日経平均インデックスファンド」があります。

信託報酬を比較してみると、たわらノーロード日経225が0.187(%)、ニッセイ日経平均インデックスファンド、eMAXSIS Slim国内株式(日経平均)が0.154(%)と後者の方が信託報酬が安いのが分かります。

インデックスファンドは、利回りに大きな差は出ないため、より信託報酬の低いニッセイ日経平均インデックスファンドか、eMAXSIS Slim国内株式(日経平均)に投資する方が無難です。

eMAXISシリーズの投資信託については、以下の記事を参考にしてください。

たわらノーロード日経225に評判・口コミは?

たわらノーロード日経225を運用している投資家の評判、口コミを見てみると、たわらノーロード日経225単体というよりは、先進国株式や全世界株式などに資金を振り分けながら、投資・運用している人が多く見られました。

長期投資をしてきた人は、2020年~2021年にかけて高いリターンを得られたようです。

 

 

https://twitter.com/6sy_cq/status/1307572606829080576

まとめ~たわらノーロード日経225はこんな人におすすめ!~

たわらノーロード日経225は、低コストで日本を代表する企業に投資できるという特徴をもった投資信託です。

たわらノーロード日経225は、次のような人におすすめです。

おすすめしたい人

・日本株にまとめて分散投資をしたい人

・日本株を中長期でコストを抑えて運用したい人

反対に、このような人にはあまりおすすめできません。

おすすめできない人

・日本株の短期売買で利益を出したい人

・特定の銘柄や業界、セクターに絞って投資し、より高いパフォーマンスを求めたい人

以上を踏まえて、自分にあった投資方法の検討や投資信託選びをしてみてください。

何に投資して良いかわからない…

”資産運用したいけど投資信託の数が多すぎる…”

”投資信託を選ぶのに時間をかけたくないなぁ…”

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