グローバル5.5倍バランスファンド(愛称:ゴーゴー・バランス)の評価・評判や口コミ、デメリットを知りたいです。
レバレッジタイプということでリスクが高いのではないですか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を買いています。
- グローバル5.5倍バランスファンド(ゴーゴー・バランス)とは?
- ゴーゴー・バランスの評判は?
- ゴーゴー・バランスのデメリットは?
- ゴーゴー・バランスの運用実績は?
- ゴーゴー・バランスはおすすめ?
投資歴20年のかいまるです。株式タイプの投資信託を中心に1500万円の資産を運用しています。
2020年2月の販売以来、人気のレバレッジ型投信となっている「グローバル5.5倍バランスファンド」。
この一本で、株式、債券、リート、金にレバレッジをかけつつ分散投資をすることができます。
結論からいうと、自分も非常におすすめできる投資信託と考えていて、
- 長期運用で高いリターンが期待できる
- レバレッジ型も債券中心でリスクを抑制
- バランスファンドの中では低コスト
という特徴を有しているからです。
今回は、この「グローバル5.5倍バランスファンド(愛称:ゴーゴー・バランス)」の評価・評判やメリット・デメリットについて取り上げます。
口コミもまとめていますのでぜひ最後までご覧ください。
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グローバル5.5倍バランスファンド(ゴーゴー・バランス)とは?
グローバル5.5倍バランスファンド(愛称:ゴーゴー・バランス)は、株式、リート、債券、金の4つの資産に幅広く分散投資を行うバランスファンドです。
これらの資産の割合は、
- 世界各国の株式:18.2%
- 世界の不動産(REIT):4.5%
- 金:4.5%
- 先進国国債:72.7%
となっていて、株式にくらべて値動きの安定している債券の比率が大きくなっています。
そして、このゴーゴー・バランス最大の特徴は、株価指数先物や国債先物などを活用することで資産総額の5.5倍の投資行うこと。
要するにそれぞれの資産に5.5倍のレバレッジをかけることで投資比率は、
- 世界各国の株式:100%
- 世界の不動産(REIT):25%
- 金:25%
- 先進国国債:400%
となるんです。
なので手持ち資金が少ない場合でも、レバレッジをかけることで運用額を5.5倍にまで膨らませることでリターンを増やすことを狙った投資信託ということです。
イメージは以下の図のとおり。
1万円をゴーゴー・バランスに投資すると5.5万円投資したのと同様の収益を期待できることになります。
もちろん収益にレバレッジがかかるということは、損失も大きくなるということです。
レバレッジ商品というと株の信用取引やFXなどが一般的。ただ値動きが激しいので短期間で大きな損失を抱えることもあります。
その点、このゴーゴー・バランスは株やリートに比べて値動きの安定している先進国国債の比率を400%にまで高めることによって資産全体の値動きを抑えているのがポイントとなっています。
なお、もう少しリスクを抑えた運用を行いたいのであれば、姉妹商品でかつ大人気ファンドとなっている3倍3分法ファンドが良いですね。
詳細は以下の記事にまとめています。
ゴーゴー・バランスのメリットは?
続いてグローバル5.5倍バランスファンド(愛称:ゴーゴー・バランス)の特徴・メリットを見ていきましょう。
ゴーゴー・バランスの基本データ
基本データ(2022年7月29日現在)を簡単にまとめると以下のとおりとなっています。
- 基準価格:10,048円
- 設定日:2020年2月12日
- 資産総額:89.2億円
- 信託報酬率:1.089%(年率)
- 投 資 先 :株式、REIT、債券、金
- タ イ プ :バランス型
- 運用会社:日興アセットマネジメント
まだ資産総額が100億円に満たない程度。設定からあまり日が経っていないこともあり、認知されてくるのはこれからです。
信託報酬率が1%超えと、ちょっと高いですかね…。アクティブファンドに比べると十分い低いですが。
姉妹商品である3倍3分法ファンドが既に既に2000億円を超えていることを考えると、まだまだ伸びシロ十分といったところですね。
ゴーゴー・バランスは、レバレッジを活用して実質的な投資額を増やしつつ資産を分散することでリスクを抑えているので、長期投資にも向いた商品ということです。
従来型のレバレッジ投信は、値動きの大きい株価指数の2~3倍の値動きをする「ブル型ファンド」で、主に短期取引を目的とした商品なんですよね。
その点、ゴーゴー・バランスは株式に比べて値動きの安定している先進国国債の比率を高めることで、リスクを分散させています。
運用の比率は先進国国債が中心
もう少し運用比率の点について詳しく見ていきましょう。
ゴーゴ・バランスのレバレッジのイメージは以下の図のようになっていて、日本国債とREITを現物で持つ一方、現金を証拠金として活用し株式、先進国債券、金の先物を購入しているんです。
ちなみに現物として保有している日本国債などは、ファンドの資産構成上「先進国国債」に分類されます。
先進国国債と金の比率を合わせて425%とすることで、株式+REIT 125%とリスクの大きさが同等になるようになっています。
リスクはREITと同程度
運用会社の日興アセットが実施したシミュレーションでは、日々の値動きを表すリスクは世界リート並みに高いという結果が出ています。
なので短期的には株やリートと同じぐらいの値動きをするということなので、大きく下落する局面は十分にあり得ます。
一方で、リスクの低い先進国国債の比率が高く運用していることから、リスクはREIT並みでも累積リターンは株式やREITを大きく上回っています。
もちろんこれは過去のデータであり、将来的に高いリターンが保証されるわけではありませんので、安易にこのチャートを信じるべきではありません。
非常に高いリターンがバックテストの結果などで期待できる一方、リスクは株式やREITと同程度という設計がなされていると理解すれば良いと思います。
ゴーゴー・バランスのの評判・口コミは?
SNS上での評判・口コミを集めて見ました。
<投資信託速報>
☆日興グローバル3倍3分法ファンド(隔月)
12908円(20.02.21)→8143円(20.03.19)→13611円(6/11)
配当は2か月に1回128円
☆日興ゴーゴー・バランス(1年)
10294円(20.02.21)→5997円(20.03.19)→13898円(6/11)
1万4千円を射程内!
配当無?1年決算は上昇しやすい— 葛西のタケ(TARGETED INDIVIDUAL) (@KasainoAt) June 11, 2021
グロ3とゴーゴーバランスがほぼ話題にならない。仕組み的には優れてると思うのですが…と言っても意味がないのでひたすら買い増ししています。
— OLmatsu (@MatsuSigeru9696) June 16, 2021
今年2月12日を起算日として、リターンにおいて、グローバル5.5倍バランスファンドが楽天・米国レバレッジバランス・ファンドを超えてた期間が12営業日となり最長を更新しました。
このまま伸び続けるか、要注目です。#ゴーゴーバランス#USA360https://t.co/VZnTKFrQE5 pic.twitter.com/X4Eawa6Teq— むっそ (@musso84_tweet) November 29, 2020
5.5倍レバレッジ でパフォーマンスがかなり良いファンドなのではないかという口コミが多いですね。
一方、以下のような口コミも…。
グローバル5.5倍バランスファンド。株式100%にREIT25%ですか。株125%だから攻撃力高いけどリスク大丈夫なのかな。ゴールドに投資する意味あるのか不明。3倍3分法と違って金融危機で飛ぶリスク高いという第一印象。
— チエ (@chienowa09) January 24, 2020
やはり5.5倍というのは、他のレバレッジ型商品と比べても大きな数値であるので、「本当に投資して大丈夫か?」と警戒している投資家が多いという印象です。
ゴーゴー・バランスの注意点・デメリットは?
レバレッジを活用した斬新な投資信託であるゴーゴー・バランスですが、あえて注意点・デメリットをまとめると、
- レバレッジ取引なのでリスク高め
- インデックス投信に比べコスト割高
ということになります。クイックに見ていきましょう。
デメリット①:レバレッジ取引なのでリスク高め
レバレッジを効かしているということは、リターンも増えますが当然の事ながらリスクも大きくなります。
単純に言うと”利益も5.5倍だけど損失も5.5倍”ということです。
レバレッジがある分、値動きが激しいと理解しておくべきです。
デメリット②:インデックス投信に比べてコスト割高
ゴーゴー・バランスの信託報酬率は1%超えとなっていて、日経平均やS&P500などに連動するインデックス投信よりかなり割高になっています。
低コストのインデックス投信は信託報酬0.1%程度のものも多数あるんですよね。やはりコストは長期的なリターンに影響を及ぼします。
ただ、バランス型投資信託の信託報酬の平均は1.1946%となっていて、5.5倍のレバレッジをかけた運用ということを考えると信託報酬は妥当な水準といえます。
ゴーゴー・バランスの運用実績は?
グローバル5.5倍バランスファンド(ゴーゴー・バランス)が設定された2020年2月以降の基準価格の推移は以下のとおり。
2022年7月29日現在で基準価格が10048円となっているので、2年半程度でほぼ横ばいとなっています。
22年に入って金利上昇による債券価格下落もあり短期的に基準価格が下落しています。
また、債券を中心に運用されているもののコロナショックの影響は非常に大きかったんですね。
暴落前の2月21日の基準価格は10294円。そこから3月19日には5997円まで一気に急落しました。
下落率は35%を超えていて、わずか1カ月間で運用残高の3分の1以上を失った計算。
株価が大きく下落する際には安全資産と言われる債券や金に資金が集まるはずでしたが、コロナショックの際には債券も換金売りにおされて価格がほとんど上がりませんでした。
債券中心のバランスファンドですがレバレッジをかけている分、相場が下落する際には大きく影響を受けるということです。
ゴーゴー・バランスはおすすめ?
自分は長期的に高いリターンが期待できるゴーゴー・バランスへの投資はありなのではないかと考えていて、その理由は
- 長期運用で高いリターンが期待できる
- レバレッジ型も債券中心でリスクを抑制
- バランスファンドの中では低コスト
ということです。
レバレッジタイプということで高いリターンが期待できる反面、債券中心のバランス型ファンドなのでリスクが大幅に抑制されているという商品設計は秀逸だと思います。
信託報酬等のコストも1%程度と、インデックス投信よりは高めですが、アクティブ型ファンドやバランス型のものと比較すると同程度と言えます。
株式、債券、REITそして金へと分散投資をしつつ、株式に現物投資するよりも高いリターンが長期的に期待できるという点がポイント。
ちなみに、ゴーゴーバランスも人気の投信ですが、他にも長期投資を前提としたレバレッジ型の投資信託も人気を集めています。
主要なものの特徴を記事でまとめています。
「ゴーゴー・バランスの評価・評判」まとめ
今回は、グローバル5.5倍バランスファンドの評価・評判は?ということで、メリット・デメリット、口コミなどをまとめてきました。
長期投資できるレバレッジ型バランスファンドということで、債券中心の構成でリスクをおさえつつ、高いリターンを期待できる商品です。
債券中心とはいえ、レバレッジがかかっている分、短期的には株式やREIT並みに下落する局面もあることを理解した上で、投資するには良い商品といえるかと思います。
それでは。