高い成長が期待できる企業に投資をするグローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)【愛称:未来の世界】の特徴、株価(基準価格)、メリット・デメリットについて見ていきます。
総資産総額が7000億円を突破していで、今注目の投資信託です。
評判・評価そして口コミを紹介
投資するメリット・デメリットを分析
未来の世界は、成長性や競争優位性、財務健全性などの視点でクオリティの高い企業に投資をするアクティブファンドなんですね。
今回は、そんな成長性の高い企業に投資するグローバル・ハイクオリティ成長株式ファンドについて、評価や評判・見通しについても深掘りしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンドの特徴とは?
ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。
基本情報
運用会社 | アセットマネジメントOne |
---|---|
投資対象 | 外国株式 |
販売手数料 (購入時手数料) |
3.3%(税込)※上限 |
信託報酬 (運用管理費用) |
1.848% |
信託財産留保額 | 0.3% |
直近分配金 | 0円 |
グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンドは、アセットマネジメントOneが運営を行っている投資信託です。
こちらのファンドは、「未来の世界」(ESG)という愛称でも呼ばれています。
成長性や競争優位性、財務健全性などのクオリティ評価を行い、株価の割安度を評価した上で投資先を選定するアクティブ型の投信です。25〜50銘柄で構成されます。
銘柄数を絞っていることもありファンドマネージャーの目利きが将来のリターンに大きく影響することになります。
限定為替ヘッジ、為替ヘッジなしなどいくつかのバリエーションが用意されています。
なお、グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)は、優れた運用実績が高く評価されて、モーニングスター優秀ファンド賞を2年連続(2019年と2020年)で受賞しています。
主な投資先と運用体制
グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドが投資の対象としているのは、持続可能な競争優位性、成長力などの評価に基づき選定したハイクオリティ成長企業です。
これら世界各国の成長が見込まれるハイクオリティ企業の中から、市場価格が割安と判断される企業を厳選して投資を行います。運用プロセスのイメージはこんな感じです。
グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンドの組み入れ銘柄上位10社は以下のとおりです(2021年9月現在)。
アマゾンやマスターカード、ウォルト・ディズニー、アドビなどもあり、米国の大型企業が上位銘柄を占めています。
日本でもおなじみの有名企業が多いのが特徴です。
高い成長を期待できるハイクオリティ企業を発掘して投資をしているということなので、ファンドマネージャーの目利き・能力がファンドの成績に大きく影響すると言えるでしょう。
ちなみに、フィンテックや5Gも高い成長の企業が多く将来性の極めて高いテーマです。
これらにまるっと投資できる投資信託を記事にまとめています。ぜひご覧ください。
資産総額(1年決算型)
5,016.13億円(2022年7月29日現在)。
2016年の9月に設立された比較的新しいファンドですが、 純資産総額が既に5000億円を超えている大人気ファンドとなっています。
成長性の高い外国株に投資するというのが、多くの投資家の関心を引きつけているということでしょう。
基準価額・純資産の推移
高い成長率を期待できる企業中心に投資されていることもあり、基準価格は大きく上昇しています。
特にコロナショック後に、基準価格が15000円から1年もたたないうちに30000円超えにまで急上昇しています。
多くの企業が感染症拡大で大きな影響を受ける中、成長性の高いグロース銘柄にはむしろ追い風が吹いたということでしょう。
一方、22年に入って金融引き締めによる世界的な株安もあり、基準価格が短期的に下落しています。
グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンドの評価とは?
グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドのメリット・デメリットについては、以下の通りです。
高評価のポイント(メリット)
◯「限定為替ヘッジ」と「為替ヘッジなし」から選べる
グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドの高評価のポイントは、「限定為替ヘッジ」と「為替ヘッジなし」から、自分に合ったものを選べることです。
両者の間でスイッチングも可能となっています。
低評価なところ(デメリット)
◯販売手数料が高額
グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドの残念なところは、販売手数料が高額となっていることです。
最大で3.3%となっていますので、ある程度資産に余裕がある方でないと、購入しにくい面があるかもしれません
◯信託報酬や信託財産留保額もかかる
信託報酬や信託財産留保額などの費用がかかてしまう点も、グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドの低評価ポイントです。
信託報酬は最大で1.848%、信託財産留保額は0.3%となっており、手数料の負担が大きいがデメリットです。
グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドの評判・口コミは?
Twitter上には、グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドに関する以下のような口コミ情報がありますので、参考にしてみると良いでしょう。
株式投資
投資信託、グローバルハイクオリティ成長株式ファンド・未来の世界は10年後(2026年)に評価額5〜10倍を見込む有望ファンド。1度検索されてみては?🐙
— やすこな (@ya_konata) September 28, 2020
基準価格30,000円突破したぁ‼️グローバルハイクオリティ成長株式ファンド! pic.twitter.com/852yhRKmp5
— T-DAI課長💴銀行員(個人営業)🇺🇸米国株好きYouTube (@DAI86no19) February 8, 2021
グローバルハイクオリティ成長株式ファンドはみずほとかでよく売れていたんだけど、このファンドはほんとわかりやすくて良い。組入銘柄は35銘柄前後と少なめ。そしてほぼ銘柄の入れ替えはない。
— kabuaka (@kabuaka12) October 12, 2020
これらのTwitter上に投稿された口コミ情報を見る限りでは、グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドを有望なファンドだと捉えている方、投資で良い成果を出しているもいらっしゃるようです。
また、わかりやすいという評価の声もあります。
グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドはおすすめ?
以上、グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドの特徴、メリットやデメリット、評判などについてご紹介いたしました。
グローバルハイクオリティ 成長株式ファンドは、ほかのファンドよりも販売手数料がかなり高額となっています。
また、信託報酬や信託財産留保額などのコストもかかりますので、経済的にゆとりがある方やある程度の経験がある方に向いている信託投資です。
ソフトウェア、情報技術サービスなどを活用した企業に関心をお持ちの方にもおすすめの信託投資と言えます。
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