企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
- グローバルDX関連株式ファンドに投資すべきか
- グローバルDX関連株式ファンドの概要
- グローバルDX関連株式ファンドのメリットおよびデメリット
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グローバルDX関連株式ファンドの概要
出典:三井住友DSアセットマネジメント株式会社 グローバルDX関連株式 交付目論見書
基本情報
運用会社 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 |
設定日 | 2020年9月15日 |
投資対象 | 内外株式 |
販売手数料(購入時手数料) | 上限3.3%(税込み) |
償還日 | 2030年9月10日 |
信託報酬(運用管理費) | 1.243%(税込み) |
実質コスト | 1.89%(税込み)※第1期交付運用報告書より |
信託財産留保額 | なし |
直近分配金 | 0円 |
設定からまだ1年半程度の新しいファンドです。いわゆるテーマ型ファンドなので、償還日が設定されていますね。
信託報酬はアクティブファンドとしては比較的低いと言えるでしょう。
資産成長型は分配金を出さずに再投資するため、投資効率に優れています。
ファンドの仕組み
出典:三井住友DSアセットマネジメント株式会社 グローバルDX関連株式 交付目論見書
グローバルDX関連株式ファンドに投資すると、ケイマン籍の外国ファンドを通じて世界のDX関連株に投資することになります。
また、一部は円建ての短期公社債等に投資されており、利息等の安定収入が図られています。
ただし、投資割合は98~99%がグローバル・デジタル・トランスフォーメーション・ファンドです。
運用の特徴
グローバル・デジタル・トランスフォーメーション・ファンドの投資顧問会社は、リサーチ力に定評のあるニューバーガー・バーマン・グループです。
定期的あるいは臨時的なミーティングを開催し、専任のポートフォリオ・マネージャーが50名のアナリストと連携して投資銘柄を決定。ファンダメンタルズ分析や成長性、割安度などを考慮し、30~60銘柄に分散投資されるように設計されています。
以下は具体的な組入銘柄の上位10銘柄です。
エクスペディアやセールスフォースなど有名な銘柄もありますが、日本ではあまり知られていない銘柄も含まれています。
組入比率1位のジンガが4.1%、かつ、組入銘柄数が48であることから、分散性に問題はありません。なお、国別比率を見ると、アメリカ(74.9%)、イスラエル(3.7%)、ルクセンブルク(3.4%)、日本(3.3%)、オランダ(3.0%)と、大半がアメリカ企業となっています。
また、ニューバーガー・バーマン・グループはビッグデータを投資分析に活用していることも特徴の1つ。
ビッグデータチームを率いるのはシンガポール政府投資公社のデータ・サイエンティストを務めていた、マイケル・レッキ氏。同氏は脳科学博士とコンピュータ・サイエンティストという肩書を併せ持っています。
ニューバーガー・バーマン・グループによると、DX経済圏は2035年まで年率15%以上で成長していくことが見込まれているとのことです。この見立てが合っていれば償還日の2030年も成長最中であるため、今後の投資成果が期待されます。
基準価額・純資産額の推移
2022年9月9日時点で、基準価額は10,372円、純資産額は589.27億円となっています。
資産規模的には問題無いものの、2021年の秋頃から基準価額と純資産総額ともに顕著な減少が見られます。基準価額の伸び悩みに伴い資金が流出しているようです。
2022年は、年明けから世界的に株価が下落トレンドにあります。また、アメリカではインフレ対策として段階的な利上げが始まりました。一般的に、利上げはハイテク株に逆風となるため、今後の値動きに注意したほうがよいかもしれません。
グローバルDX関連株式ファンドの評価は?
つづいて、グローバルDX関連株式ファンドのメリットとデメリットを解説します。
メリット
上述のとおり、DX経済圏は今後10年以上拡大していくことが見込まれており、これからも新しいサービスや製品がどんどん誕生するでしょう。
将来有望な企業に早くから投資できれば大きな利益を得るチャンスとなりますが、世界中からそのような企業を見つけることは日本で暮らす一般人にはかなりハードルが高いですよね。
その点、投資のプロが常に銘柄リサーチをし、投資妙味がある銘柄を選定してくれることはやはりアクティブファンドならではの強みと言えるでしょう。
デメリット
ただし、上記のメリットもきちんと実績を残せるという前提での話です。
出典:モーニングスター
上図は、グローバルDX関連株式ファンドの直近1年のトータルリターンを、NASDAQ総合指数及びS&P500と比較したものです。
ご覧のとおり、グローバルDX関連株式ファンドは上昇局面では他の指数に負けており、下落局面では他の指数よりも大幅に下落しました(グローバルDX関連株式のみリターンがマイナス)。
まだ設定から1年半しか経過していないファンドですが、今のところ高いコストに見合う成果は出せていないようです。
グローバルDX関連株式ファンドの評判・口コミは?
Twitter上で、グローバルDX関連株式ファンドの評判について調べてみたところ、以下のような口コミ情報が見つかりました。
グローバルDX関連株式ファンドを昨日の午前中に売ると電話で伝えて売却処理してもらったんだけど、今日見たら前日比-403円で、純資産額が23億くらいガクンと下がってる...
— ギガンポ育メン6年生 (@SianaSL) September 23, 2021
...下がる前に売れたのか下がった額で売れたのか不安(-_-;)
残念ながら、グローバルDX関連株式ファンドに関する投稿自体があまり見当たりませんでした。純資産額も減少していることから、今はあまり人気が無いようです。
今後基準価額が上昇すれば徐々に人気が出るかもしれません。
グローバルDX関連株式ファンドはおすすめ?
以上、グローバルDX関連株式ファンドの特徴、メリットやデメリット、評判についてご紹介いたしました。
この記事の要点は、以下のとおりです。
- グローバルDX関連株式ファンドは、デジタル技術によりビジネスにイノベーションをもたらす企業に投資するテーマ型のアクティブファンド
- ニューバーガー・バーマン・グループが投資銘柄を選定。約50銘柄のうち、75%がアメリカ企業
- 直近1年のリターンはマイナスであり、NASDAQにもS&P500にも劣る
コロナ禍でDXは加速度的に普及し、今後も10年以上経済規模の拡大が見込まれています。
しかし、DXの拡大余地=企業の株価上昇余地とは限りません。グローバルDX関連株式ファンドは、下落局面ではNASDAQ総合指数やS&P500よりも大きく下落するだけでなく、上昇局面でもこれらの指数にアンダーパフォームしています。
コストの高さも踏まえると、長期でインデックスファンドをアウトパフォームすることは難しいかもしれません。
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