eMAXIS slim 国内債券インデックスの評価・評判は？必要な資産なの？

eMAXIS slim 国内債券インデックスは日本の国債、地方債、社債にまるっと投資できるインデックスファンドです。

老後資金として2,000万円を確保してほしいと金融庁が発表したのが2019年です。

まだおぼろげだった日本の今後の姿が金融庁の発表によりその像がいくから定まり、それによって将来へ不安を覚える方も増加しました。

そのように先行きが不透明な現在、注目を集めつつあるのがeMAXIS Slim 国内債券インデックスなんですね。

国内債券は、株や外国債券よりも値動きが安定しているところに大きな特徴があります。

資産の一部に債券を加えることで、資産全体の値動きがマイルドになるんですね。

今回は、個人投資家にとって使いやすいファンドと評判neMAXIS Slim 国内債券インデックスについて、その特徴や評価、評判・口コミなどを紹介します。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴とは？

まずはeMAXIS Slim 先進国債券インデックスの基本情報をみていきましょう。

基本情報

運用会社	三菱UFJ国際投信
連動対象	NOMURA-BPI総合指数
ファンド設定日	2017年２月27日
分類	国内債券型インデックス
販売手数料 （購入時手数料）	無料
信託報酬 （運用管理費用）	0.132%以内
信託財産留保額	無料
分配金	なし

eMAXIS Slim 国内債券インデックスとは三菱UFJ国際投信が提供しているファンドです。

投資先は日本の公社債で、主に政府が発行する国債、地方自治体が発行する地方債、日本の企業が発行する社債などで構成されます。

日本の債券市場にまるっと投資できると考えれば良いですね。

多くの投資信託やETFが採用しているNOMURA-BPI総合指数をベンチマークにしています。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴として第一に挙げられるのが信託報酬の安さです。信託報酬は0.132%以内と定められており、非常に格安となっています。

実質コストを含めても0.135%で、購入時の手数料さえも無料です。

主な資産の状況

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの投資先は以下のとおりとなります。

国内の公社債への投資ということで、日本政府が発行している国債が約85％という比率になっています。

短期債から長期債まで幅広く投資されていますが、10年以上の債券が35％を超えているんですね。

基準価額・純資産の推移

為替リスクのない国内債券で構成される投資信託なので値動きが株式タイプよりも抜群に安定しています。

資産総額は202.35億円（2023年８月８日現在）と十分な規模です。

コロナショックで株式は１ヶ月で30％以上も下落しましたが、国内債券は全く影響を受けていないのがわかります。

他方、9750〜10500円のレンジで推移しており基準価格の値動きが安定している一方、大きなリターンは株式ほど期待できないと言えます。

2023年に入って国内の長期金利が上昇傾向ということもあり、債券価格は下落しています。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの評価は？

eMAXIS Slim 国内債券インデックスファンドのメリットやデメリットを見ていきましょう。

高評価のポイント①：リスクの低い運用が可能

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは日本の公社債に広く投資をして利回りを確保しています。

日本はマイナス金利に突入して久しいですが、リターンはそれほど期待できませんが、値動き（＝リスク）が低いので安定した運用ができます。

このファンドは組入の約80%が日本政府が発行している国債。最も低いリスクで、そこそこのリターンを期待できるのが国内債券インデックスです。

元本割れするリスクはありますが、低いリスクでコツコツ運用をしたい人には適していると言えるでしょう。

高評価ポイント②：低コストで運用できる

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、eMAXIS Slimシリーズのひとつです。

このシリーズは、業界最低水準の運用コストを目指し続けて信託報酬が随時見直されます。なので、eMAXIS Slimは、運用コストは極めて低い水準になっており、カテゴリー平均に比べても圧倒的に低コストです。

購入時手数料	なし
信託財産留保額	なし
信託報酬	0.132%(税込)
実質コスト	0.135%(実績値)

※実質コストは運用報告書より抜粋

高評価ポイント③：分配金を出さない

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは他の多くのインデックスファンド同様に分配金を出していません。

株式から得られた配当金を自動的に再投資してくれるので、効率良く運用できますね。投資信託の資産総額が分配金再投資により上がることになり、基準価格がその分上昇するんですね。

長期的な資産形成をするのであれば、分配金を出さないで再投資するファンドのほうが効率よく運用できます。運用益から分配金が支払われると税金もかかります。

低評価なところ（デメリット）

低リスクで運用できる反面、高いリターンが期待できないことが低評価ですね。

株式が年率７％程度の期待リターンですが、国内債券は１％程度です。過去５年の年率リターンもわずかにマイナスとなっています。

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eMAXIS Slim 国内債券インデックスの評判・口コミは？

ではeMAXIS Slim 国内債券インデックスファンドの口コミはどのようになっているか見ていきましょう

債券は買ってないですね
債券を持つなら無リスク資産
（預金又は国債）で良いと思うけど
もし買いたいならeMAXIS Slim 国内債券インデックスが良いですね

— kawauso🌈🌈 (@kawauso99991) March 24, 2022

&

計算あってるか分からないけど
国債を政府から直接買うより、国債のインデックスファンドから買った方がリターンが良い。不思議なものだ。

◇個人向け国債
長期10年で利息0.66%(元本保証)

◇ eMAXIS Slim国内債券インデックス
リターン平均約1.24%(これまでの5年の平均)−約0.13%(手数料)＝1.1%

— YutaTanaka (@omom398) November 3, 2019

マネックスのクレカ積立、銘柄変更しなければそのままで大丈夫？🤔

eMAXIS Slim 国内債券インデックスで続けようと思います

— とねりこ🎼★ (@hitotsuba_tago) February 3, 2023

やはり国内債券ということで、低リスク運用できるところが口コミでも高評価となっています。

基準価格が安定しているので、クレカ積立を国内債券インデックスを活用して低リスク運用をしつつ、ポイントをGetしている投資家も多いです。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスはおすすめ？

今回はeMAXIS Slim 先進国債券インデックスの特徴について取り上げるとともに、評判・評価と口コミを見てきました。

国内債券は為替リスクもなく手堅いリターンを期待できる商品です。

一方、期待リターンがそれほど高くないので、信託報酬などのコストが運用益に大きな影響を及ぼすので、可能な限り低いコストのファンドを選ぶべきです。

その点、eMAXIS Slim 国内債券インデックスファンドはほかのファンドと比べても信託報酬の率が非常に低く、初心者でも安心して運用できます。

株式タイプは値動きが荒いこともあり、安定した資産運用のためには株式だけじゃなく、債券にも投資するのが長期投資の鉄則です。

もちろん債券の期待リターンは株式よりも低めですが、安定して続けられるファンドですので、これから資産運用を行おうかと検討している方に、eMAXIS Slim 国内債券インデックスファンドは十分におすすめできます。

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