ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい? 評判・評価とは?

日本を含む世界の株式に幅広く投資できる、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド【愛称:ロイヤル・マイル】の評判・評価やメリット・デメリットについて見ていきます。

国際株式型部門の最優秀ファンドとして選出された実績もある、今注目の投資信託です。

今回の記事でわかること
ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)の特徴を紹介
評判・評価そして口コミを紹介
投資するメリット・デメリットを分析

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドは、長期的な視点で世界の株に投資するアクティブファンドです。

そのため、投資の王道的な手法として知られている「長期・分散」に沿った投資が可能となります。

22年に入って成長株を中心に世界的に株価は下落傾向で、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドもやばいのでは無いかとの声もあります。

今回は、国や地域、業種などに捉われずに幅広く分散投資が可能な「ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)」について、評価や評判・見通しについても深掘りしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

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ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル) の特徴とは?

ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。

基本情報

運用会社 ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッド
投資対象 外国株式
販売手数料
(購入時手数料)
3.3%(税込)※上限
信託報酬
(運用管理費用)
1.5895%
信託財産留保額 なし
直近分配金

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)は、ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドが運営を行っている投資信託です。

ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドは英国の独立系運用会社であるベイリー・ギフォード &カンパニーの子会社であり、ベイリー・ギフォード &カンパニーは、100年以上もの歴史のある運用会社として知られています。

「ロイヤル・マイル」という愛称でも呼ばれているこちらのファンドは、長期的な視点で成長が期待される世界各国(新興国を含む)の株式に投資し、インデックスをMSCIオールカントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとしているアクティブファンドです。

国別での投資対象としては米国が約5割ほど。それに次いで中国、オランダとなっております。

組み入れ銘柄は36銘柄ほどとかなり絞り込まれており、一般消費財やサービス領域の銘柄が高い比率で構成されています。

なお、2020年にはMorningstarの「Fund of the year 2020」の国際株式部門で最優秀ファンド賞を受賞しています。

主な投資先と運用体制

長期的に成長が期待できる世界各国の株式を投資対象としているベイリーギフォード世界長期成長株ファンドは、”LTGG”という戦略に則って投資を実行しています。

LTGG戦略とは・・・。

・Long Term:長期的な視野で、より多くの投資機会を発掘する

・Global:世界の株式を投資対象とする

・Growth:継続可能な成長力を持つ企業へ投資する

具体的な銘柄選定の基準としては、産業の魅力度や企業の競争力、財務基盤の強さ、経営陣の資質、そしてバリュエーションといったことが挙げられます。

つまり、「長期的な見通しは明るいか?」「競争優位な点は何か?」「ROEは上昇する見込みはあるか?」などといったことを基準として、投資先の銘柄が選定されています。

では、実際にベイリーギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)に組み入れられている銘柄にはどのような企業があるのでしょうか?

2023年5月末時点での銘柄上位10社は、以下のとおりです。

引用:月間レポート

ネットショッピングに欠かせないアマゾンや半導体メーカーとして有名なNVIDIAなど、日本でもおなじみの有名企業が多いのが特徴です。

構成比率が上位に該当する企業は米国が多いですが、そのほかにもファッションコングロマリットの「ケリング(仏国)」や、ECプラットホームの「PDDホールディング(中国)」といった企業も組み込まれています。

今後、いつどんなことが起こるかわからない世の中なので、資産を分散させて運用することは非常に大切です。
世界の株式に広く分散して投資できるファンドは他にも数多くあります。

ぜひ参考としてご覧ください。

純資産総額(1年決算型)

749.15億円(2023年6月29日現在)。

純資産総額は、投資信託を保有するうえで必ず確認するべき項目です。なぜなら、規模が小さすぎると運用会社はそのファンドへの運用リソースをあまり割かなくなってしまいますので、結果的にパフォーマンスにも影響が出てくるからです。

パフォーマンスも好調なこちらのファンドは500億円超えの規模にまで順調に成長しており、規模としては問題ないかと思います。

基準価額・純資産の推移

コロナショック以降、構成上位銘柄に多く該当しているハイテク企業銘柄の株価が上昇したことから、基準価格も大きく上昇しています。

ハイテク企業が上位構成銘柄を占めていることから、コロナショック以降の時代の流れにうまく乗ることができた結果と言えるでしょう。

一方、22年に入ってグロース銘柄が大きく売られていることもあり、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドの基準価格も急落しています。

類似インデックスファンドとの利回り比較

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドの投資対象は、日本を含む世界の株式です。

ですので、ここでは同じく投資対象を日本を含む世界の株式としている「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の利回りと比較してみたいと思います。

銘柄名
トータルリターン
3か月 1年
ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド 4.69% 27.84%
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 3.46% 31.65%

参考:モーニングスター

3か月でのパフォーマンスはインデックスファンドを上回っていますが、1年で見るとインデックスファンドを下回る結果に。

運用開始から1年ちょっとの投資信託ですので、3年、5年といった長期的な比較はできませんが、インデックスファンドのパフォーマンスとの大きな違いはない印象です。

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ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい?その評価とは?

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドのメリット・デメリットについては、以下の通りです。

高評価のポイント(メリット)

◯運用会社のベイリーギフォード社は年金の運用も任されるほどの信頼感がある

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドを運用しているベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッドはベイリー・ギフォード &カンパニーの100%子会社ですが、そのベイリーギフォード社の顧客の約半分は年金機構です。

つまり、年金機関も運用を依頼しているほど、安心感のある会社であることがわかりますね。

低評価なところ(デメリット)

◯為替ヘッジなし

原則、為替ヘッジは行われないことから、為替変動の影響を受けます。
つまり、円高になれば評価額は下落しますが、円安になれば評価額は上昇するということになります。

 

◯購入手数料や信託財産留保額もかかる

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドは、投資信託を保有する際にかかる購入手数料や信託報酬留保額が下記のように割高です。

購入手数料:3.3 %(税込)、信託報酬:1.5895%(税込)

アクティブファンドにしてはそこまで高い手数料ではありませんが、ダブルで徴収されることから手数料負担が大きいがデメリットでしょう。

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドの評判・口コミは?

Twitter上には、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドに関する以下のような口コミ情報がありますので、参考にしてみると良いでしょう。

 

これらのTwitter上に投稿された口コミ情報を見る限りでは、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドを有望なファンドだと捉えている方、長期的な視点で安心感を持って投資されている方がもいらっしゃることがわかります。

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい?

以上、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドの特徴、メリットやデメリット、評判などについてご紹介いたしました。

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドは、世界中の株式の中から厳選した企業へ投資することにより、高いリターンを狙う投資信託です。

2020年に大きく上昇した基準価格は、株価が上昇し過ぎたことや長期金利の上昇が上値を重くしていることを受けて、22年以降は、このような大きな上昇は期待できないかもしれません。

とは言っても、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドは運用開始からまだ2年ちょっとですので、優れたファンドであるか否かを判断するには早すぎるとも言えます。

少なくとも3年程度はパフォーマンスを見てから判断したいものですので、引き続き様子を見ていきたいと思います。

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