野村インデックスファンド・日経225は、日経平均株価を構成する225社にまるっと投資できるインデックスファンドです。
ソフトバンクグループやユニクロでお馴染みのファーストリテイリング、KDDI、三菱商事等、日本を代表する銘柄に分散投資をすることができます。
さまざまなインデックスファンドがありますが、どのファンドにするか悩む方もいらっしゃるでしょう。
今回は、野村インデックスファンド・日経225の評判・口コミを見ていくとともに、利回りや信託報酬などについて評価していきます。
この一本で日本の大企業225銘柄に低コストで投資ができます。
これから投資を始める方やどの投資信託にするか迷っているという方はぜひ参考にしてみてください。
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ニッセイ日経225インデックスファンドとは？
ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。
基本情報
| 運用会社 | 野村アセットマネジメント |
|---|---|
| 連動対象 | 日経平均株価 |
| ファンド設定日 | 2010年11月26日 |
| 分類 | 日本株式型インデックス |
| 販売手数料 （購入時手数料） |
1.1％（税込）以内 |
| 信託報酬 （運用管理費用） |
0.44％（税込）以内 |
| 信託財産留保額 | 無料 |
| 分配金 | なし |
野村インデックスファンド・日経225とは日経平均株価採用銘柄の225種に連動を目指し、2010年の運用設定日から長い期間にわたって運用を続けている、老舗ファンドの一つです。
日経平均株価とは東証一部に上場する銘柄から、ソフトバンクグループやファーストリテイリング、KDDIなど日本経済新聞社が選んだ225銘柄の株価を平均した指数です。
なので、このファンド１本で国内200以上の銘柄に分散投資ができるのが特徴となっています。
Topixとは違い、株価の単純平均で算出されるため株価の高い銘柄の影響を受けやすい傾向があります。
この投信は日本の株式市場にまるっと投資するタイプですが、全世界株式タイプや全米株式タイプのものも高いパフォーマンスで人気があります。
定番の投信について評価していますので、ぜひご覧ください。
主な投資先
野村インデックスファンド・日経225のベンチマークは日経平均株価です。投資対象は日本の大企業225銘柄となります。
個人投資家が配分を考えて日本企業への投資を考えなくても、この投資信託１本で日本の大企業225社にまるっと投資できます。
業種別構成比率を見ると、やはり電気機器や情報・通信業などの製造業の比率が高いですね（2024年１月31日現在）。
組入上位銘柄を見るとファースリテイリングやKDDIなど日本を代表する企業が上位を占めています。
225銘柄で構成されていますが、上位10社だけで全体の約40%を占めていて、株価の高い値がさ株の比率が高くなっています。時価総額の高いトヨタやNTTが上位に入っていないんですね。
資産総額
765.07億円（2024年２月21日現在）。
資産総額が100億円超えると指数との乖離がほとんどなくなると言われているので、十分な規模といえます。
基準価額・純資産の推移
着実に基準価格は上昇していますね。
最近の基準価額は2020年2月のコロナショックの影響で急落。しかし３月下旬に大底を付けてから反発して９月の段階で暴落前水準に戻してます。
日本株式市場は2021年に入って３万円の大台を回復。円安の進行もあり2024年に入ってバブル後最高値を更新しています。長期保有前提で積立投資をしている方は十分な利益が得られたのではないでしょうか。
利回りの詳細
過去５年の年率リターンは約14％。
コロナショック後に日経平均株価は円安も進み大きく上昇したこともあり、かなり高いパフォーマンスです。
野村インデックスファンド・日経225の評価は？
では野村インデックスファンド・日経225の評価はどのようになってるでしょうか？
高評価のポイント①：メリット
インデックスファンドの魅力は広く分散投資することで、着実に利益を狙いにいけるのがポイントですが、中でも野村インデックスファンド・日経225はその日本の代表的な指数を用いているので、安定した人気を誇っています。
「投資をしてみたいが良い株を見つけるための時間もない」「運用はプロにお任せしたい」「まずはローリスクの投資から」といった、投資家によく選ばれています。
インデックスファンドの運用では純資産総額が一つのポイントですが、野村インデックスファンド・日経225では約700億と大規模なことも、安心材料となるでしょう。
高評価のポイント②：パフォーマンスが安定している
また、パフォーマンスに関しては小さいながらも、リターンはプラスになることが多いです。
たとえば、リーマンショックの際はかなりのマイナスとなりましたが、2014年から2023年のパフォーマンスを見てみると、過去８年でプラスとなっています。
日本株は米国などから比べると成長性が低いと言われますが、しっかりとしたリターンが出ています。
また野村インデックスファンド・日経225は、設定が始まってから一度も分配金を出していません。
これは、株式や債券などから得られた利子や売買益などを分配せずに、運用に充てているためで、複利効果を期待できるでしょう。
ただし今後、分配金が出る可能性もなくはありません。
低評価なところ（デメリット）
目論見書に記載されるコストは信託報酬ですが、いざ運用を開始するとなると、株式売買委託手数料や保管費用などを支払うことになり、それらを実質コストと言います。
野村インデックスファンド・日経225の実質コストは0.446％で、一見すると低いと感じますが、類似ファンドと比較するとかなり割高です。
| 購入時手数料 | 1.1％（税込）以下 |
| 信託財産留保額 | なし |
| 信託報酬 | 0.440%(税込) |
| （参考）カテゴリー平均 | 1.08％ |
| 実質コスト | 0.446%(実績値) |
※実質コストは運用報告書より抜粋
現在では、信託報酬0.18％前後のファンドに人気が集まってきています。
カテゴリー平均と比べると必ずしも割高な手数料とはいえませんが、最近ではより信託報酬の低い商品が人気を集めていることもあり、コスト面での魅力は若干乏しいと言えます。
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野村インデックスファンド・日経225の評価・口コミは？
それでは実際にこのインデックスファンドに投資している人の口コミを見てみましょう。
他と比較したことないからわからんねぇ。。
自分がやってる野村インデックスファンドの日経225とかだと信託報酬年0.44%で申し込み解約手数料はゼロだった— Shichiro (@pakuriman) January 25, 2021
おはようございます！
我が家で積立nisa含め投資してるのは私だけでパパはノータッチなんだが、先日ついに積立nisaを始めることに✨
楽天証券で口座開設した後、どうなったか聞いてみたら野村インデックスファンド日経225にしたと昨夜報告が。全世界派の私としてはﾑﾑではあるが、どうなんだ？🤔
— 子育てクマ@日々凡々と育児投資プログラミング (@memeshiyasu) July 28, 2021
SNSで口コミを探してみましたが、コストが高いこともあり、あまり注目されていないようです。
日経平均株価に連動する投資信託であれば、信託報酬が低く購入手数料もかからない以下のファンドがおすすめです。
野村インデックスファンド・日経225はおすすめ？
野村インデックスファンド・日経225は、まずは投資信託で運用を開始しようという入門編としては良いと思います。
コスト面で優秀ではありませんが、歴史も長く純資産残高では安心材料となるのではないかと思うからです。
しかし、コロナショック以降、日本の株式も乱高下しており、すぐに飛びつくのは考え物なので、運用を始める時期の見極めが大切でしょう。
ただ、短期間でリターンを出すことを考えずに、長期的な視線で考えると、着実に利益を狙いにいけるかもしれません。
野村インデックスファンド・日経225は投資信託の入門編として、30代や40代から、少額の資金で始める人が多いので、挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。
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