テクノロジーに興味がある方におすすめできる投資信託”netWIN(ネットウィン) GSテクノロジー株式ファンド”の特徴、メリットデメリットについて見ていきます。
この投資信託の特徴は、インターネットの利用拡大にともなって成長が期待される米国企業を選定して投資するというアクティブファンドということです。
構成銘柄数も37と少ないですね。将来のリターンは、ファンドマネージャーの目利き次第と言えるでしょう。
今回は、そんなnetWIN GSテクノロジー株式ファンドについては、評価や評判についても深掘りしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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netWIN(ネットウィン) GSテクノロジー株式ファンドの特徴とは?
ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。
netWIN GSテクノロジー株式ファンド(Bコース)の基本情報
運用会社 | ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント |
---|---|
分類 | 国際株式(アクティブ・ファンド) |
ファンド設定日 | 1999年11月29日 |
分類 | 外国株式ブル型 |
販売手数料 (購入時手数料) |
上限3.0%(税抜) |
信託報酬 (運用管理費用) |
年率1.9%(税抜) |
信託財産留保額 | なし |
直近分配金 | 500円(23年5月30日) |
netWIN GSテクノロジー株式ファンドは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社が設定・運用している投資信託です。
インターネットの利用拡大にともなって成長が期待される米国企業に投資するアクティブファンドです。
これらの企業は、AI、デジタルマネー、IoTなど最新のテクノロジーを取り扱っていて、大きな成長が期待できるんですよね。
将来的な収益拡大や競争優位性を持つ米国企業に着目して銘柄選定しているのが大きな特徴となっています。
1999年に設定された投資ですが、安定した人気となっており、2023年7月7日時点での純資産総額は8,177.24億円に到達しています。
決算日は、5月と11月の年2回あり、収益の分配を行っています。分配金の実績は以下の通りです。
構成銘柄とセクター別構成比率
主な投資先は、マイクロソフトやアマゾン、アルファベット、フェイスブック、アップルなどのGAFAMを中心に35銘柄に投資しています(2023年5月31日現在)。
セクター比率は情報技術セクターが約7割を占めていて、グーグルやフェイスブックで構成されるコミュニケーションサービスとアマゾンで構成される一般消費財が続きます。
アマゾンはインターネット通販事業のイメージが強いですが、実はクラウドサービスのAWS事業は世界首位なんですよね。
なので、実質的には情報技術関連の企業が大半を占めていると言って良いと思います。
情報技術銘柄に投資するアクティブファンドの成績はかなり高いですね。評判の高いIT系投信をまとめましたので、ぜひご覧ください。
AとBの2種類のコース
netWIN GSテクノロジー株式ファンドには、為替ヘッジありの「Aコース」、為替ヘッジなしの「Bコース」の2種類があります。
「Aコース」は、対円での為替ヘッジにより、為替変動リスクの低減を図っていくシステムとなっているのが特徴です。
そのため、為替ヘッジコストがかかるリスクがあります。
一方の「Bコースで」は、基本的に対円での為替ヘッジは行いません。
各コースの信託金の限度額は、1兆円が上限です。
資産総額
資産総額は、2023年7月7日現在で以下のとおりとなっています。
- A:為替ヘッジあり → 1,667.68億円
- B:為替ヘッジなし → 8,177.24億円
1999年に設定された人気商品だけあって、資産総額は十分な規模といえます。
netWIN GSテクノロジー株式ファンドはどこまで上がる?
以下のチャートは為替ヘッジのないBコースのチャート(過去3年)です。
コロナショック後、基準価額は2021年末まで大きく上昇したものの、世界的な金融引き締めの影響で22年に入って価格が急落。
しかし23年に入ってハイテク銘柄の株価が上昇していることもあり、下落前の水準に戻っています。その後も右かた上がりで上昇しており、長期保有前提で積立投資をしている方は十分な利益が得られたのではないでしょうか。
グロース銘柄が大きく売られていることもあり、21年末につけた基準価格20000円近辺を超えて上昇できるか注目です。
netWIN GSテクノロジー株式ファンドの評価は?
netWIN GSテクノロジー株式ファンドのメリット、デメリットについては、以下の通りです。
高評価のポイント(メリット)
■信託財産保留額はなし
netWIN GSテクノロジー株式ファンドの高評価のポイントは、信託財産保留額が不要となっていることです。
ペナルティー料がかかりませんので、途中でやめたくなったときに、気軽にファンドを降りることができます。
■最新テクノロジーを活用した企業に投資できる
AI、自動運転システムなど、最新テクノロジーを活用した企業に投資できることも、netWIN GSテクノロジー株式ファンドの良いところです。
ITなど新しい技術に興味がある方にとっては、非常に面白い投資となることでしょう。
低評価なところ(デメリット)
■購入時手数料は最大で3.3%
netWIN GSテクノロジー株式ファンドの残念なところは、購入時手数料が高額なことです。
最大で3.3%のコストがかかってしまいますので、投資が初めての方だと躊躇してしまうかもしれません。
■運用管理費用(信託報酬)が高い
運用管理費用が高い点も、netWIN GSテクノロジー株式ファンドの低評価ポイントです。
年率で2.09%(税抜き1.9%)の運用管理費用かかるうえに、信託事務の諸費用として、純資産総額に対して年率0.05%(上限)も必要となります。
いろいろなコストがかかってしまうのが、netWIN GSテクノロジー株式ファンドの悪いところです。
netWIN GSテクノロジー株式ファンドの評価は高い?
1999年に設定された人気のアクティブ・ファンドですが、購入手数料3%超え、信託報酬が2%超えというコストが引っかかりますね。
自分なら、このファンドに投資しないで、ナスダック100に連動するインデックスファンドに投資しますね。
このファンドの投資先はアップル、マイクロソフト、アマゾン、VISA、アドビなど大型ハイテク企業や情報技術セクターの企業が中心。
この投資先であれば、高いコストをかけてこのアクティブ・ファンドに投資しなくても、ナスダック100に連動するインデックスファンドで十分だと思います。
より大きな収益を期待したいのであれば、ナスダック100の2倍に連動するレバレッジタイプのインデックスファンドもありますが、信託報酬は1%程度とnet WINよりもリーズナブルです。
なおナスダック100に連動する投資信託は以下の記事にまとめてますので、ぜひご覧ください。
netWIN GSテクノロジー株式ファンドの評判・口コミは?
次に、netWIN GSテクノロジー株式ファンドの評判についてご紹介いたします。
SNS上には、以下のような口コミ情報がありました。
2020年8月にオススメの投資信託
・米国NASDAQオープンAコースBコース
・netWIN GSテクノロジー株式ファンドAコース(為替ヘッジあり)
・アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり)
・三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド)(続
— ぺきはん@投資&開発 (@PekinRice_btc) August 19, 2020
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記事中でお勧めされている
「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース」などは最悪です
テックに集中投資したいならナスダックに連動するインデックス投信や米国ETFに投資をすれば良い。信託報酬は0.5%以下ですhttps://t.co/5l56oXQXTO
— せんぽん🇺🇸米国株ハイリターン投資 (@senjouinrenshu) November 30, 2020
【投資信託をはじめるポイント】
・エセ投資じゃない
⇒毎月配当で総資産が右肩下がりはアウト・時価総額が小さすぎない
⇒少なすぎると解散するeMAXIS、ニッセイなど時価総額が高いものを
先進国、グローバル、S&P500で毎月買う。もっと稼ぐなら
『netWIN GSテクノロジー株式ファンド』が無難 pic.twitter.com/kEd3Yvj8rX— ひっきー和田 (@HikiWada) September 28, 2020
SNS上には、netWIN GSテクノロジー株式ファンドがおすすめ、無難だという意見がある一方で、やめておいた方が良いという声もあるようなので、よく検討してから投資するかどうか決めたほうが良いでしょう。
なお米国市場はETFも魅力的ですが、AppleやTesla、Microsoft、Googleなど高い成長の魅力的な個別銘柄がたくさんあります。
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netWIN GSテクノロジー株式ファンドはおすすめ?
以上、netWIN GSテクノロジー株式ファンドの特徴、メリットやデメリット、評判などについてご紹介いたしました。
netWIN GSテクノロジー株式ファンドは、長年人気の投資信託であることから、信頼性や安定性が高いのが魅力です。
また、テクノロジーを活用した企業を投資対象としているため、将来性も期待できます。
AIやIoTなどの新しいテクノロジーの進化に興味がある方にとっては、面白い投資信託かもです。
しかし、このファンドの投資先は米国の大型ハイテク銘柄が中心ということもあり、高いコストを払ってまで購入しなくても良いかと考えます。
大型ハイテク株や情報技術セクターの企業を中心に構成されるナスダック100に連動するインデックス・ファンドがコストも安くおすすめできると考えます。
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