eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）の評価・評判は？日本株上昇で注目大！

2023年8月3日

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）は信託報酬が低いこともあり注目のファンドです。

この１本で日経平均株価を構成する225社にまるっと投資できるインデックスファンドです。

この記事で分かること

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）の特徴を紹介
評判・評価そして口コミを紹介
投資するメリット・デメリットを分析

先に本記事の結論を書きます。それは、

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）は、日本株に投資する場合の最有力候補になる

ということです。

低コストで人気のeMAXIS Slim シリーズは、さまざまなインデックスファンドがありますが、どのファンドにするか悩む方もいらっしゃるでしょう。

今回は、eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）の評判・口コミを見ていくとともに、利回りや信託報酬などについて評価していきます。

この一本でトヨタ、NTT、KDDI、ソフトバンク、三菱商事、三菱UFJなどの大企業225銘柄に低コストで投資ができます。

これから投資を始める方やどの投資信託にするか迷っているという方はぜひ参考にしてみてください。

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eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）とは？

ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。

基本情報

運用会社	三菱UFJ国際投信
連動対象	日経平均株価
ファンド設定日	2018年２月２日
分類	日本株式型インデックス
販売手数料（購入時手数料）	無料
信託報酬（運用管理費用）	0.143％以内
信託財産留保額	無料
分配金	なし

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）は、日経平均株価採用銘柄の225種に連動を目指したファンドです。

日経平均株価とは東証一部に上場する銘柄から日本経済新聞社が選んだ225銘柄の株価を平均した指数。

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）では、日本を代表する国内大企業200社以上の銘柄に分散投資ができるのが特徴となっています。

ベンチマークの日経平均株価の平均的な利回りは、年利1.5％程度が目安です。Topixとは違い、単純平均で算出されるため株価の高い銘柄の影響を受けやすい傾向があります。

この投信は日本の株式市場にまるっと投資するタイプですが、全世界株式タイプや全米株式タイプのものも高いパフォーマンスで人気があります。

定番の投信について評価していますので、ぜひご覧ください。

主な投資先

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）投資対象は日本を代表する大企業の株式となります。

実際の投資先は、日経平均株価を構成している225銘柄ですね。

個人投資家が配分を考えて日本企業への投資を考えなくても、この投資信託１本で日本の大企業225社にまるっと投資できます。

構成比率を見ると、やはり電気機器や情報・通信業などの製造業の比率が高いですね（2023年６月30日現在）。

組入上位銘柄を見ると日本を代表する企業が上位を占めています。

1位ファーストリテイリング、2位東京エレクトロン、3位ソフトバンクの3社だけで全体の20%以上を占め、株価の高い値がさ株の比率が高くなっています。

資産総額

361.62億円（2023年８月１日現在）。

資産総額が100億円超えると指数との乖離がほとんどなくなると言われているので、十分な規模といえます。

基準価額・純資産の推移は？

運用が開始された2018年ごろの基準価格はほぼ横ばい。

2020年2月のコロナショックの影響で急落しました。しかし３月下旬に大底を付けてから反発して９月の段階で暴落前水準に戻してます。

日本株式市場は2021年に入って３万円の大台を回復。さらに2023年に入ってマイナス金利などの金融緩和政策を取り続けている日本市場の株は大きく上昇しています。

長期保有前提で積立投資をしている方は十分な利益が得られたのではないでしょうか。

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）の評価は？

それではeMAXIS Slim 国内株式（日経平均）の評価はどのようになってるでしょうか？

高評価のポイント①：メリット

日経平均インデックス投資の魅力は個別株のリスクを取らずに、長期的に着実に利益を狙いにいけるのがポイント。

中でもeMAXIS Slim 国内株式（日経平均）はその代名詞と言えるほど、安定した人気を誇っています。

「投資をしてみたいが良い株を見つけるための時間もない」「運用はプロにお任せしたい」「まずはローリスクの投資から」といった、投資家によく選ばれています。

インデックスファンドの運用では純資産総額が一つのポイントですが、eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）のコストが低いことも、安心材料となるでしょう。

高評価のポイント②：パフォーマンスが安定している

また、パフォーマンスに関しては米国株に比べて低いながらも、リターンはプラスになることが多いです。

過去５年の年率リターンは約10％となっていて、まずまずのパフォーマンスです。

日本株は米国などから比べると成長性が低いと言われますが、しっかりとしたリターンが出ています。

または、eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）設定が始まってから一度も分配金を出していません。

これは、株式や債券などから得られた利子や売買益などを分配せずに、運用に充てているためで、複利効果を期待できるでしょう。

ただし今後、分配金が出る可能性もなくはありません。

高評価のポイント③：コストが低い

目論見書に記載されるコストは信託報酬ですが、いざ運用を開始するとなると、株式売買委託手数料や保管費用などを支払うことになり、それらを実質コストと言います。

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）は0.143％で、類似ファンドと比較すると非常に割安です。

eMAXIS Slim 国内株式（日経平均）	0.143％
たわらノーロード　日経２２５	0.143％
ニッセイ日経225インデックスファンド	0.2750%
野村インデックスファンド・日経225	0.44％
（参考）カテゴリー平均	1.08％