eMAXIS slim 新興国株式インデックスの評価と評判は?利回りは魅力的?

eMAXIS slim 新興国株式インデックスは海外の新興国の株式市場にまるっと投資できるインデックスファンドです。

eMAXIS Slimシリーズは業界最安値のコストを目指すファンドとして、個人投資家に絶大な支持を集めているシリーズです。

参考記事⏬
eMAXIS Slimシリーズでおすすめは?

今回は、人気シリーズの中で安定のパフォーマンスを誇るeMAXIS slim 新興国株式インデックスの評判・口コミを見ていくとともに、利回りや信託報酬などについて評価していきます。

この一本に投資すれば海外の先進国22か国の株式約1300銘柄に低コストで投資ができます。

ぜひ最後っまでご覧ください。

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eMAXIS slim 新興国株式インデックスとは?

ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。

基本情報

運用会社 三菱UFJ国際投信
連動対象 MSCIエマージング・マーケット・インデックス
ファンド設定日 2017年7月31日
分類 外国株式型インデックス
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.187%以内
信託財産留保額 無料
分配金 なし

主な投資先

eMAXIS slim 新興国株式インデックスの中国やインドなどの新興国の株式となります。

発展途上国26ヵ国に上場する大型株と中型株を構成銘柄の対象としており、約1400銘柄で構成されています。

構成内訳を見ると、上位5カ国(中国、韓国、台湾、インド、ブラジル)で75%以上を占めており、中でも中国の構成比率40%超えと大きくなっています。

組入銘柄の上位10銘柄を見ると、中国、台湾、韓国の巨大企業が上位を占めています。

新興国の企業にマルっと投資できる点で人気のファンドですが、全世界株ファンドや先進国株ファンドもパフォーマンスが高い定番商品となっています。

特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。

資産総額

866.90億円(2022年7月15日現在)。

資産総額が100億円超えると指数との乖離がほとんどなくなると言われているので、十分な規模といえます。

基準価額・純資産の推移(2017年7月〜)

基準価額は2019年2月まで大きく上昇したものの、2020年2月のコロナショックの影響で急落。

しかし3月下旬に大底を付けてから反発して11月の段階で暴落前水準に戻してます。長期保有前提で積立投資をしている方は十分な利益が得られたのではないでしょうか。

2021年に入って中国株が今ひとつということもあり、基準価格は横ばいとなっています。

eMAXIS slim 新興国株式インデックスのリスク評価は?

以下は過去10年間のリスク・リターンを示したものです。

一般的に株式は債券に比べ、リスクが高い傾向があります。やはり日経平均や外国株式に比べるとリスクは高いことがわかります。

eMAXIS slim 新興国株式インデックスの評価は?

この投資信託を高く評価するポイントは、

  1. この1本で将来の成長期待の高い途上国株式にまるっと投資できる
  2. 低コストで運用できる
  3. 分配金を出さない

ということです。クイックに見ていきましょう。

高評価ポイント①:この1本で将来の成長期待の高い途上国株式にまるっと投資できる

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、海外の発展途上国26か国を投資対象としています。

中国や東南アジアなどの新興国の魅力は、何と言っても先進国に比べて将来の成長期待が高いことにあります。

例えば、先進国のGDP成長率は1〜3%程度に対し、中国のGDP成長率は一時よりも低くなったとはいえ6%を超えているんです。

新興国は経済基盤が先進国に比べて弱く、政治状況も不安定な国も多いため一般的にリスクが高いと言われています。市場の規模が小さいため通貨の変動が激しいこともデメリットの1つです。

しかし1300以上の企業や26か国の国や地域に分散することでリスクを低減できます。

高評価ポイント②:低コストで運用できる

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、eMAXIS Slimシリーズのひとつです。

このシリーズは、業界最低水準の運用コストを目指し続けて信託報酬が随時見直されます。なので、eMAXIS Slimは、運用コストは極めて低い水準になっており、カテゴリー平均に比べても圧倒的に低コストです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 0.187%(税込)
(参考)カテゴリー平均 1.28%
実質コスト 0.426%(実績値)

※実質コストは運用報告書より抜粋

高評価ポイント③:分配金を出さない

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは他の多くのインデックスファンド同様に分配金を出していません。

株式から得られた配当金を自動的に再投資してくれるので、効率良く運用できますね。投資信託の資産総額が分配金再投資により上がることになり、基準価格がその分上昇するんですね。

長期的な資産形成をするのであれば、分配金を出さないで再投資するファンドのほうが効率よく運用できます。運用益から分配金が支払われると税金もかかります。

高評価のポイント④:非課税メリットを活かせる

「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」はつみたてNISAの対象投信となっています。

もちろん一般NISAやジュニアNISAも対象。

非課税メリットを存分に活かして投資することができます。

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eMAXIS slim 新興国株式インデックスの利回りは?

これまでのリターンは以下のとおりです。

3年平均のリターンはまずまずですが、過去1年のリターンがマイナスとなっています。

eMAXIS slim 新興国株式インデックスの評判・口コミは?

eMAXIS slim 新興国株式インデックスの評判・口コミをSNSから抜粋してきました。

やはり、コストが低いこともあり積立で利用している方が多いですね。

「eMAXIS slim 新興国株式インデックスの評価・評判」まとめ

今回は、eMAXIS slim 新興国株式インデックスの評価・評判ということで、基本データ、パフォーマンスなどについて見てきました。

新興国の成長は先進国と比べて高いことは間違いないため、株価も高いリターンが期待できます。

高い成長を資産に取り込みたい方には、経費率も抑えられているこのファンドはおすすめできると考えます。

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