eMAXIS Neo 自動運転の評判と評価は?リターンや主要構成銘柄も紹介!

高い成長が期待できる自動運転技術を扱う企業に集中投資するeMAXIS Neo 自動運転の特徴、株価(基準価格)、メリット・デメリット、構成銘柄について見ていきます。

自動運転は、最近の人気テーマということもあり、今注目の投資信託です。

今回の記事でわかること
  • eMAXIS Neo 自動運転の特徴、構成銘柄を紹介
  • 評判・評価そして口コミを紹介
  • 投資するメリット・デメリットを分析

eMAXIS Neo 自動運転は、今後大きく成長すると期待されている自動運転技術を扱う成長企業に集中投資する投資信託です。

そのためS&P500や日経平均株価のような普通のインデックスファンドよりも高いリターンが期待できるという特徴があります。

今回は、そんな注目のeMAXIS Neo 自動運転について、評価や評判・見通しについても深掘りしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

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eMAXIS Neo 自動運転の特徴とは?

ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。

基本情報

運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2019年5月28日
投資対象 外国株式型インデックス
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.792%
信託財産留保額 なし
直近分配金 0円

eMAXIS Neo 自動運転は、S&P Kensho Automous Vehicles Indexという指数にへの連動を目指す外国株式のインデックスファンドで約30銘柄で構成されています。

ポイントは将来の大きな成長を期待できる自動運転関連企業に投資をするというものですが、銘柄選定にあたっては、米国のKensho社がAI(人口知能)による膨大なデータ分析を活用して銘柄が選定されていることです。

移動手段として生活に密着している自動車は、「自動運転」という革新の波が世界の社会・経済に大きな影響を与えようとしています。

これまで人間が運転していた自動車が自動化されることで、

  • 自動車事故の減少
  • トラックなどの運転手不足の解消
  • インターネットとの接続による混雑解消

といった技術革新が期待されています。

全世界の自動車保有台数は14億を超えており、将来的にこれらが自動運転技術を取り入れた自動車に切り替わるのは確実と言って良いでしょう。

自動運転技術は将来的に大きな価値を生み出す、巨大マーケットになることが見込まれています。

eMAXIS Neo とは?
eMAXIS Neoは、革新的テーマを対象とする様々な特徴ある指数に連動することをめざす、新技術に特化したノーロード・インデックスファンド・シリーズ。
指数は、データ分析や機械学習などの強みを持つKenshoテクノロジーズという米国会社が提供。AI(人工知能)によって銘柄が選ばれます。

主な構成銘柄(組み入れ銘柄)

このファンドはAIを活用して高い成長が見込まれる自動運転技術関連の企業28社に集中投資しています。

具体的な組み入れ銘柄は、以下のようになっています(2021年8月現在)。ケイマン諸島の企業も入っていますが、これらは実質的に中国の企業です。

構成比率6位のテスラは、米国の電気自動車メーカーです。自動運転を見据えたソフトウェアの開発が急ピッチで進められていて、自動運転のライドシェアサービス「テスラネットワーク」を運営する構想も動いています。

また半導体のNVIDIAは、ゲーム用やメインフレーム用GPUの開発・製造・販売でトップシェアを誇るメーカーですが、自動運転に必要な空間識別や画像処理できる半導体の開発が進められています。

ちなみに、なお自動運転も人気ですが、フィンテックやESGも最近注目されている投資テーマとなっています。

これらのテーマ型アクティブファンドを記事にまとめています。ぜひご覧ください。

資産総額

137.15億円(2022年6月17日現在)。

2019年6月に設立された比較的新しいファンドということもあり、まだ150億円程度です。テーマ型のアクティブ投信としてはまずまずの規模と言えます。

基準価額・純資産の推移

自動運転は人気のテーマということもあり、2020年末以降に基準価格は大きく上昇しています。

特にコロナショック後に、基準価格が9000円から1年もたたないうちに30000円超えにまで急上昇しています。

好調な要因は2020年に株価が7倍以上になったテスラによるところが大きいです。

多くの企業が感染症拡大で大きな影響を受ける中、成長性の高いテスラなどのグロース銘柄にはむしろ追い風が吹きました。

しかし22年に入って、世界的な金融引き締めの影響でグロース銘柄は大きく下落しており、このファンドの基準価格も急落しています。

eMAXIS Neo 自動運転の評価とは?

eMAXIS Neo 自動運転のメリット・デメリットについては、以下の通りです。

高評価のポイント(メリット)

◯将来性の高いテーマに投資できる

今後長期的に高い成長が確実と考えられる自動運転技術の企業にまるっと投資できる点はメリットといえるでしょう。

競争の激しい分野ということもあり、現在の構成銘柄の中にも将来的に技術的な競争力を失ったり、業績が悪化したりする企業が出てくることも十分にありえます。

競争力のある企業を探して個別に投資するのは、特に投資初心者の方にとってはハードルが高いですし、個別企業だと業績悪化で株価急落のリスクも高いです。

その点、このファンドに投資をすることで、AIを活用して自動運転技術の企業を選別してくれます。

◯テーマ型の割にはコストが割安

特定のテーマに投資するアクティブ型ファンドに比べてコストは割安です。

自動運転技術に特化しているインデックスに連動する投信になっていることもあり、購入手数料ゼロしかも信託報酬も0.7%程度と、コストが比較的抑えられています。

◯一般的なインデックスよりも高いリターンを期待

S&P500や日経平均株価などの一般的な株価指数に連動するインデックス投信は、公益事業やエネルギー、タバコ事業などの成長性の乏しいセクターの企業にも投資することになります。

その点、eMAXIS Neo 自動運転は、将来的な成長産業と考えられているため、高いリターンを期待できます。

あくまでも過去の実績ですが、わずか過去1年の累積リターン170%近い高パフォーマンスとなっています。

 

低評価なところ(デメリット)

◯テーマのブームが去る可能性がある

自動運転という特定のテーマに投資をすることになるので、そのテーマのブームが去った場合は他のインデックスに比べて投資成績が悪くなる可能性があります。

将来有望であることは間違いありませんが、「絶対に高い成長を維持できる!」という保証はないですね。

例えば、バイオテクノロジーも一時大ブームとなりましたが、既に人気は落ち着いています。

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eMAXIS Neo 自動運転の評判・口コミは?

Twitter上には、eMAXIS Neo 自動運転に関する以下のような口コミ情報がありますので、参考にしてみると良いでしょう。

これらのTwitter上に投稿された口コミ情報を見る限りでは、高いリターンを生み出す有望なファンドだと捉えている方が多いですね。

一方、信託報酬などのコストが高いことからeMAXIS Slimシリーズの低コストインデックス投信で十分と言った評判もあります。

eMAXIS Neo 自動運転はおすすめ?

以上、eMAXIS Neo 自動運転の特徴、メリットやデメリット、評判、構成銘柄などについてご紹介いたしました。

将来性の高い人気テーマにまるっと投資できることもあり、2020年の累積リターンは170%近くとS&P500や日経平均株価を大きく凌駕しています。

一方、高いリターンは過去の実績であるため、テーマ型ファンドはブームが去ると途端に成績が悪くなってしまう傾向がある点については注意が必要です。

また、S&P500などのインデックスファンドに比べるとコスとが高いこともあり、高いコストを払っても、自動運転技術というテーマに、長期的に投資し続けたいという方に向いた商品と言えそうです。

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