auAMレバレッジ NASDAQ100（通称：auレバナス）は、NASDAQ100指数の日々の値動きの2倍程度の運用成果を目指した投資信託です。
NASDAQ100指数は、成長力の高い米国企業で構成されていることもあり大きな上昇を期待できる一方、レバレッジがかかっていることもあり短期間でも大きな損失が出る可能性があります。
22年以降、急速な金利上昇もあって米国株式市場は調整局面ですが、長期的に見れば大きく上昇しています。
米国新興企業向け株式市場のNASDAQ（ナスダック）も過去最高値圏をいまだに推移しています。
今回は、そんな高いパフォーマンスを期待できるauレバナスの評判・口コミを見ていくとともに、実質コストや利回り、信託報酬などについて評価していきます。
この一本に投資すれば好調なNASDAQ市場に上場する上位100社にレバレッジをかけて投資ができます。
なお、レバレッジ型ではないナスダック投信も販売されているので、関心のある方はぜひご覧ください。
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auAMレバレッジ NASDAQ100（auレバナス）とは？
ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。
信託報酬は0.4334％であり、業界最低水準です。
基本情報
| 運用会社 | auアセットマネジメント |
|---|---|
| 連動対象 | NASDAQ100指数×２ |
| ファンド設定日 | 2022年７月28日 |
| 分類 | 外国株式型レバレッジ |
| 販売手数料 （購入時手数料） |
最大2.2％ |
| 信託報酬 （運用管理費用） |
0.4334％以内 |
| 信託財産留保額 | 無料 |
| 分配金 | なし |
今回紹介する”auAMレバレッジNASDAQ100”は、NASDAQ100指数の２倍に連動する投資信託です。
正確に言うと”日々の値動き”の２倍程度になるように値動きするよう設計されているんですね。なので、長期的には指数との乖離が大きくなるというデメリットがあります。
また、レバレッジ型ということもあり価格変動が大きいので、想定以上に損失が出る可能性があるので、初心者の方にはおすすめできない商品です。
NASDAQ100指数
NASDAQ100指数は、世界最大級の新興企業向け株式市場であるアメリカのNASDAQ市場に上場している企業のうち、金融業を除く、時価総額上位100社の株式で構成されています。
世界有数のIT企業や通信企業をはじめ、バイオテクノロジー企業など、時代を先取る最先端技術を駆使する企業が多いのが特徴です。
NASDAQ市場全体は約3000銘柄で構成されていますが、そのうち時価総額の高い上位100社で構成されているのがNASDAQ100指数です。NASDAQ市場全体の時価総額の約７割を占めます。
このNASDAQ100指数は、構成銘柄数は少ないものの、ナスダック市場全体の時価総額の7割超を占めているんですね。
NASDAQ100指数は1985年1月31日に算出が開始されました。
現在の指数値は算出開始時の値を125として、日々、算出されています。
なお、債券にも投資しているレバレッジ型バランス投信も人気になっています。長期保有前提の商品設計となっていて、ユニークな商品ですね。
以下に詳細をまとめていますので、ぜひご覧ください。
主な投資先
auAMレバレッジ NASDAQ100はナスダック市場全体の時価総額の高い企業100社で構成される指数の２倍の値動きとなる投資信託です。
組入上位10銘柄を見ると、Apple、Amazon、Facebook、GoogleのいわゆるGAFAといわれる大型ハイテク銘柄やMicrosoft、Teslaが上位に入っています。
成長力のある大型テクノロジー企業で構成されていることから、他の主要指数に比べほとんどの期間でオーバーパフォームしており、右肩あがりに上昇しています。
資産総額
67.76億円（2022年４月１日現在）。
2022年７月に運用開始されたばかりということもあり、資産総額は100億円に満たない水準となっています。
基準価額・純資産の推移
運用開始された2022年は、世界的に金利が大幅に上昇したことで株式市場は調整局面に入り、基準価格が大きく下落しています。
一方、2023年は金利低下の期待もあり、大型ハイテク銘柄に買いが入ったことで、基準価格は短期的に上昇していますね。
なお、この投資信託はナスダック100指数にレバレッジをかけた商品ですが、他にも株や債券のバランス型ファンドにレバレッジをかけた商品も人気です。
長期保有に適した投信について、特徴や魅力をまとめていますので、ぜひご覧ください。
auレバナスの評価は？
auAMレバレッジ NASDAQ100の評価はどうなっているのでしょうか。
auレバナスに投資するメリット、デメリットを見ていきましょう。
高評価のポイント①：メリット
auAMレバレッジ NASDAQ100が指標としているNASDAQ100は、大型ハイテク株で構成されていてアップルやアマゾン、マイクロソフト、エヌビディア、テスラなど米国を代表する企業の株式で構成される株価指数です。
将来性の高い世界のイノベーションを引っ張っていく企業が上場するのが、ナスダック市場の特徴なんですね。
AIやビッグデータ、IoT、Chat GPT、自動運転など、次世代を担う企業が集まる場所と言えます。
レバレッジを２倍に設定することで、少ない資金を効率的に使い大きな利益を狙えることがメリットですが、その分値動きは大きくなります。
高評価のポイント②：レバレッジで高いリターン
auAMレバレッジ NASDAQ100はNASDAQ100を指標とするだけでも、高いパフォーマンスが期待できますが、さらにレバレッジを利かせることで、株式市場の上昇局面でさらに強さを発揮するのが何よりのメリットです。
たとえば、NASDAQ100指数がどんどん上昇し、100だったのが10日目に110まで上昇したとしましょう。
NASDAQ100指数+10％の上昇ですが、レバレッジ2倍のiFreeレバレッジ NASDAQ100ファンドは+10％×2倍で+20％となるどころか、複利の力が働くため、+21％の実績が出ます。
つまり、110が120と2倍になるのではなく、複利の力で121となるのがレバレッジの力です。
低評価なところ①：デメリット
一方、auAMレバレッジ NASDAQ100は下落局面では2倍以上の損失が出るだけでなく、もみ合い相場など横ばいにも弱いのがデメリットです。
NASDAQ100指数が上昇・下落を繰り返すと、auAMレバレッジ NASDAQ100の基準価額は時間の経過とともに押し下げられてしまうのです。
このようにauAMレバレッジ NASDAQ100は一括投資で、投資タイミングを誤ると損失が非常に大きくなるだけでなく、保有期間が長くなるほどもみ合い相場に遭遇する機会も多くなり、基準価額が下落する可能性があります。
auレバナスのパフォーマンスは？
これまでの基準価格の騰落率は以下のとおり（2023年６月27日現在）。
2023年に入って、米国の大型ハイテク株の株価が上昇基調ということもあり、６ヶ月の上昇率が67％…。
レバレッジがかかっていることもあり、短期的にかなり高いリターンとなっています。
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auAMレバレッジ NASDAQ100の評判・口コミは？
auAMレバレッジ NASDAQ100に実際に投資されている方や投資経験が豊富なファンドウォッチャーたちの評判や口コミを見ていきましょう。
はじめまして
SBIならauレバナスの方が
手数料が安くておすすめですよ。私も今日から
大和レバナスを毎日1000円分売って
auレバナスを毎日2000円分買います。大和からauに乗り換え中です。。
— 各駅停車のみっちゃん【６カ年計画～９千万円貯める･増やす～】 (@kahirokabu) January 30, 2023
はじめまして
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なんか臨時収入10万入ったから
4〜5回に分けてauレバナスに入れるか— ぺスメント（モブおじさん） (@PESUHAMA) June 25, 2023
百万円チャレンジ、72日目
(積立50,001円含む)
・評価損益 +464,296円
・前日比率 0%
多分、二回目の前日比率0%#auレバナス #ガチホ #インデックス投資 #SBI証券 #塩漬け pic.twitter.com/68jm6WAGns— auレバナス100万円塩漬け日誌 (@tsuka5115) June 20, 2023
auAMレバレッジ NASDAQ100はおすすめ？
auAMレバレッジ NASDAQ100は世界をけん引するイノベーション企業を中心とした株価指数の値動きを活用し、かつ、てこの原理を使って値上がり益を2倍以上に上げていきたい人に向いています。
この投資信託一本でApple、Amazon、Tesla、Google、Microsoftなどの巨大ハイテク企業にまるっと投資することができるんですよね。
一方、NASDAQ100が下落する局面では、大きく値下がりするリスクがあるため、相場が読めない投資経験が浅い方やアメリカなど海外市場に疎い方にはおすすめできません。
また、レバレッジを利かせたファンドの場合、短期売買を目的とするならば、値下がり局面や横ばいのもみ合い相場では早い段階で損切りが必要です。
一方、NASDAQ100指数は長期的に右肩あがりで上昇していることもあり、コツコツと長期的に積立投資をすることで大きな収益を期待できるファンドでもあります。
もちろん、auレバナスの値動きは激しいので、大きな含み益が出る場合もありえます。
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