eMAXIS NASDAQ100インデックスは主として米国企業の株式に投資し、NASDAQ100指数(円ベース)の動きに連動した成果を目指して運用が行われるインデックスファンドです。
2020年のコロナショック以降、米国株式市場は絶好調です。
米国新興企業向け株式市場のNASDAQ(ナスダック)も、長期的に見て過去最高値を更新し続けています。
2022年に大きく下落したナスダック市場も、Chat GPTが注目されたことや金利の引き下げ期待もあり、NVIDIAなどの大型ハイテク銘柄の株価が回復しています。
今回は、そんな高いパフォーマンスを期待できるeMAXIS NASDAQ100インデックスの評判・口コミを見ていくとともに、実質コストや利回り、信託報酬などについて評価していきます。
この一本に投資すれば好調なNASDAQ市場に上場する上位100社に低コストでまるっと投資ができます。
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eMAXIS NASDAQ100インデックスの特徴とは?
今回紹介する”eMAXIS NASDAQ100インデックス”は、NASDAQ100指数に連動する投資信託です。
NASDAQ100指数は、世界最大級の新興企業向け株式市場であるアメリカのNASDAQ市場に上場している企業のうち、金融業を除く、時価総額上位100社の株式で構成されています。
Apple、Microsoft、NVIDIA、Google、Teslaなど、日本でもおなじみの企業が上位を占めています。
世界有数のIT企業や通信企業をはじめ、バイオテクノロジー企業など、時代を先取る最先端技術を駆使する企業が多いのが特徴です。
このNASDAQ100指数は、構成銘柄数は少ないものの、ナスダック市場全体の時価総額の7割超を占めているんですね。
NASDAQ100指数は1985年1月31日に算出が開始されました。現在の指数値は算出開始時の値を125として、日々、算出されています。
なお、円建てで投資できる投資信託の中には、米国株価指数のS&P500やダウ平均株価に連動する投資信託も販売されています。
特徴や評判をまとめていますので、ぜひご覧ください。
eMAXIS NASDAQ100インデックスの基本情報とは?
ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。
基本情報
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
---|---|
連動対象 | NASDAQ100指数 |
ファンド設定日 | 2021年1月29日 |
分類 | 外国株式型インデックス |
販売手数料 (購入時手数料) |
無料 |
信託報酬 (運用管理費用) |
0.44%以内 |
信託財産留保額 | 無料 |
分配金 | なし |
信託報酬は0.44%です。iFreeシリーズのNASDAQ100に連動する投資信託は0.495%ですから、それに比べるとコストが割安となっています。
また、eMAXIS NASDAQ100インデックスは、以下のとおり純資産総額(投資信託の運用資金)増えるほど信託報酬が低くなります。
・500億円以上〜1000億円未満の部分:0.429 %
・1000億円以上の部分:0.418%
ただ、500億円以上を運用する個人投資家なんていないので、ほとんど意味のない制度ですね。
なお、東証ETFにもNASDAQ100指数に連動するETFが上場されています。経費率0.25%とコスト面で魅力的ですね。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧ください。
主な投資先
eMAXIS NASDAQ100インデックスはナスダック市場全体の時価総額の高い企業100で構成される投資信託です。
組入上位10銘柄を見ると、Apple、Amazon、META(Facebook)、GoogleのいわゆるGAFAといわれる大型ハイテク銘柄やMicrosoft、Tesla、NVIDIAが上位に入っているのがわかります。
ちなみに情報技術が構成比率40%を超えていて、AppleやMicrosoftなど米国経済を牽引している大型ハイテク銘柄の比率が高くなっています。
資産総額
711.54億円(2023年6月28日現在)。
資産総額が100億円程度で指数との乖離がほとんどなくなると言われているので、十分な規模といえます。
基準価額・純資産の推移
基準価額は、2022年に世界的な株安の影響もあり、NASDAQ市場の株価は急落しました。
一方、22年11月ごろに底値をつけてから、反発して23年に入ってハイテク銘柄に買いが入っています。
基準価格も大きく上昇しており、長期保有前提で積立投資をしている方は十分な利益が得られたのではないでしょうか。
eMAXIS NASDAQ100インデックスの評価・評判は?
eMAXIS NASDAQ100インデックスの評価・評判はどうなっているでしょうか。
SNS上の評判をチェック
実際に投資している方や興味を持っている方の口コミを、リアルなツイートからピックアップしてみました。
口コミを見ると、S&P500といっしょに保有している方が多いですね。
円高を待っていたんだけど
円安続きそうだし円資産を
s&p500 emaxis slim
eMAXIS NASDAQ100インデックス
に入れようかな
AIバブルと利下げの恩恵を享受したい一時的に調整で下落しそうだから
そこで仕込めたら良いなドル円が気になるけど米国は最高値を更新してくと思うので楽観
— るごー (@lugolugo000) June 4, 2023
投資信託の中で一番収益率の良い銘柄を月一回利益確定しています。
今月の利益確定銘柄
eMAXIS NASDAQ100インデックス
売却額(評価益) ¥42,389(+23%)やとぱアメリカ🇺🇸強し!
Have a nice week.— 小田嶋 篤 (@Odassy3) June 5, 2023
GAFAMを個別で持つのが面倒な大半の人はQQQ、投信なら
iFreeNEXT FANG+インデックスとかeMAXIS NASDAQ100で良いでしょう。個別株を持つのは投資好きだけの話。と、妻にどの投信を買わせたら良いかここ数日考えていました。S&P500とか全米でも良いような気もするけれど。— くたお (@gudao_lazy) February 3, 2021
コスト評価:実質コストは若干高め
eMAXIS NASDAQ100インデックスは、eMAXISシリーズのひとつです。
このシリーズは、インデックス投信の中でも低い水準の運用コストとなっていて、カテゴリー平均に比べても圧倒的に低コストです。
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 0.44%(税込) |
(参考)カテゴリー平均 | 1.49% |
※実質コストは運用報告書より抜粋
なお、このファンドはNASDAQ100指数に連動するものですが、レバレッジタイプの投資信託も高いリターンで人気が高まっています。
eMAXIS NASDAQ100インデックスはおすすめ?
eMAXIS NASDAQ100インデックスは、大きく成長するNASDAQ100指数に投資できる投資信託として、非常に魅力的な商品といえます。
この投資信託一本でApple、Amazon、Tesla、Google、Microsoft、NVIDIAなどの巨大ハイテク企業にまるっと投資することができるんですよね。
S&P500投資よりも、さらに値上がり益が狙えるNASDAQ市場に投資をしたい方や米国市場、特にNASDAQ市場が長期にわたって成長すると考えている方におすすめです。
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